ベトナム発★ 職業体験型施設オープン!トヨタなど参加

職業体験型テーマパーク「ベトピア」が4月、ホーチミン市にグランドオープンした。インドア遊戯施設としては東南アジア最大とされ、トヨタやキヤノン、味の素、ヤクルトなど大手日系企業もアトラクションを開設。ターゲットである4~14歳の子どもの来場目標は年間80万人を掲げている。アジアの経済情報を配信するNNAが伝えた。

 

キャノンのフォトスタジオ施設

ベトピアは、敷地面積3万800平方メートル、建物面積2万2750平方メートルの大型施設。建設費は2500万ドルで、教育施設であることから世界銀行も融資に参加した。大手外資系・地場企業各社がアトラクションを設置、子どもたちは70種類の職業体験ができる。日系企業ではトヨタが運転シミュレーション施設を導入。味の素は自社商品を使った料理教室を、ヤクルトは微生物の実験室を開設した。フォトスタジオ施設(写真)をオープンさせたキヤノンマーケティングベトナムの吉田典示社長は、「携帯電話だけでなく、カメラで写真を撮る楽しさを知ってもらえれば」と出展の意義を語る。

「キッザニアに感銘を受けたことがきっかけ」と語るのは、ベトピアを運営するヒムラム・ビキッドを率いるグエン・クエ・アインCEOだ。日本に長年住んでいた経験を持つ。ベトピア開設の狙いを「ベトナムのライフスタイルは急速に変化している。教育が非常に重要で、この施設で子どもたちが社会経験する機会を提供したい」とする。

ベトナムでは子どもが多い人口構造や経済成長を反映して遊戯施設の開園が続くが、集客を継続することは簡単ではない。ベトピアの場合、入場料は大人が9万ドン(約430円)、子どもは平日は19万ドンで土日祝日は28万ドン。家族連れでの来場を考えれば平均的な世帯にとって決して安くはないが、同社はハノイで来年開業予定の「イオンモールロンビエン」にも進出を計画しており、強気の展開だ。

 

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