フィリピン発★比版コンビニ?

「サリサリストア」店主らイベントに集結

フィリピン国内に70万店舗あり、「いろいろ」の意味を持つサリサリストア(小規模雑貨店)。たばこや菓子、缶詰、少量サイズの調味料、シャンプーなど多くの日用品を陳列するのが特徴で、フィリピン国民の約35%が食品購入の際に利用するという庶民の味方だ。

  会場は全国から訪れたサリサリストアの店主らであふれた(NNA撮影)
 
会場は全国から訪れたサリサリストアの店主らであふれた
(NNA撮影)

その店主らが集まる最大級のイベントが、マニラ首都圏パサイ市で5月21~25日に開催された。小売り大手ピュアゴールド・プライス・クラブが主催したもの。アジアの経済情報を配信するNNAが伝えた。

同イベントへの参加者はサリサリストアや小規模食料店の店主らで、地方からも大勢が来訪。開始3時間で参加者は7000人近くに到達した。ラグナ州で店を構えるフロレンコ・マラーロさんは、会場内で展示された特売品の購入が目的で参加。現在の店舗面積は6平方メートルで1カ月当たりの売上高は約3万ペソ(約6万9000円)だが、「拡張して商品ラインアップを充実させ、稼ぎを増やしたい」と意気込む。

サリサリストアで商品を展開する味の素フィリピンの藤江太郎社長は、NNAの取材に対し「フィリピンでは月収8000ペソ(約1万8500円)未満の所得層が全人口の8割以上を占める。これらの所得層の人々はサリサリストアで買い物をすることが多い重要顧客」とコメント。外資企業が同市場へ新規参入することについては「品質はもちろんだが、現地企業との提携や現地生産で価格を抑えることなどで、ビジネスチャンスが生まれる」との見方を示した。

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