カンヌ速報3★メディア、モバイル、アウトドア部門 グランプリ発表 

6月17日、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで、メディア、モバイル、アウトドアの3部門のアワードが発表された。注目の受賞作品は下記の通り。

メディア部門

グランプリはペルーのコカ・コーラ「Happy ID」(McCann, Lima制作)。経済は上向きにもかかわらず世界幸福度ランキングで下位に沈んだペルー。コカ・コーラの「Happy ID」キャンペーンは国民IDカードの顔写真を笑顔にするべく、政府の身元登録機関を含む全国30カ所に「笑顔にならないと撮れない」証明写真ボックスを設置した。結果、キャンペーン開始からの1カ月で撮影されたIDの90%が“Happy ID”に。またSNSで130万回以上シェアされるなど広がりを見せた。政府をメディアとして巻き込んだことが高く評価された。

電通ネットワークでは、電通制作の大塚製薬「POCARI MUSIC PLAYER」とAgenciaclick ISOBAR Sao Paolo制作のフィアット「Fiat Live Store」がブロンズを受賞した。

グランプリ作品はこちらでご覧いただけます → http://bit.ly/1pf9QLm
Ad Age 
McCann Lima, Coca-Cola Win Media Grand Prix for 'Happy ID'

 

モバイル部門

グランプリはニベア「Protection Ad」(FCB Brazil Sao Paolo)。
リオデジャネイロのビーチで、子ども用日焼け止めNivea Sunkidsが守ってくれるのは肌だけではない。雑誌広告の一部を切り取って子どもの腕に巻き、連携するアプリをスマホにダウンロードすると、設定した距離より子どもが遠くへ行くとアラームで知らせてくれる。さらに、子どもを捜すときは探知機さながらに、レーダー風のデザインが子どもに近づいているか遠ざかっているかも教えてくれる。メディア、実用性、ブランドメッセージ、TPOの全てが完璧に組み合わされたことが評価された。

電通ネットワークでは、360i制作のクラフトフーズ「Wake Up & Smell the Bacon」はシルバー、firstborn制作のロレックス「The Rolex Daytona Experience」がブロンズを受賞した。

グランプリ作品はこちらでご覧いただけます → http://bit.ly/1nOdD0P
Ad Age
Nivea Ad That Turns into a Kid-Tracker Wins Mobile Grand Prix

 

アウトドア部門

 

グランプリは、ANZ Bank「GAYTMs」(Whybin/TBWA Group Melbourne)。ゲイ&レズビアンの祭典、シドニー・マルディグラに合わせて、ATMを「GAYTMs」にラッピング。ラインストーンやスパンコール、毛皮などがちりばめられた極彩色のデザインで多様性と受容の精神を訴え、メディアに多々取り上げられるなど話題になった。レインボーカラーの明細書など細部にまでこだわりが見られ、手数料はゲイ&レズビアンのチャリティーに寄付された。人類にとって難しくかつ重要な課題に取り組んだ勇気が評価された。

審査員談では最後までグランプリを争った、本田技研工業「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」(電通制作)はゴールドとブロンズを受賞。

グランプリ作品はこちらでご覧いただけます → http://bit.ly/1fNPtg0
Creativity
Aussie Bank ANZ' 'GAYTMs' Win Outdoor Grand Prix

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ