アジア発★「アジアのトップ1000ブランド」ランキング サムスンが3年連続首位

キャンペーン誌アジア太平洋版が「2014年 アジアのトップ1000ブランド」ランキングを発表。サムスンが3年連続で首位を守った。以下、ソニー、アップル、ネスレ、パナソニック、LG、ナイキ、キヤノン、シャネル、アディダスがトップ10入り。昨年とほぼ同じ顔ぶれで、テクノロジーとファッション系のブランドが上位を占める形となった。

同調査はアジア太平洋13カ国・地域の一般消費者を対象にオンラインで実施したもので、回答者数はオーストラリア、香港、インドネシア、日本、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム、フィリピンが各400人、インドが800人、中国が1200人。14カテゴリー73品目別に「信頼感や評判などの点から想起される優れたブランド」の1位と2位を尋ねた。

10カ国・地域でトップを占めたサムスンの最大の武器はスマートフォン(スマホ)で、アップルが覇権を握る中国を除き部門首位。タブレットおよびテレビ部門で2位につけた他、家電部門でも首位だった。ただし、現在同社のスマホ事業は収益の悪化が顕著で、直近では過去5四半期で最も低い水準となっている。今後市場での優位性維持は秋以降に予定されるスマホGALAXY S5後継機のブランド戦略に加えて、昨年発売したスマートウオッチGALAXY Gearやウエアラブル・ヘルス・モニタリングデバイスのSimbandで新たなカテゴリーを創出・牽引できるかに懸かる。

2位のソニーは、昨年2位のアップルを抜きランクアップ。国・地域別では日本、台湾、ベトナム、オーストラリアで首位。部門別ではテレビとホームオーディオが首位、携帯音楽プレーヤーで2位だった。

3位のアップルはカリスマ的リーダーを失って3年、依然として魅力的なブランドイメージや商品群を保持する。部門別ではパソコンとタブレット、携帯音楽プレーヤーで1位だった。だがこの1年革新性に欠ける面もあり、じわじわとユーザーが離れる傾向も見られる。サムスンだけでなくXiaomiなど中国勢の攻勢も活発で正念場と言えるだろう。ビーツ・エレクトロニクス買収後の新奇性に富む展開が期待される。

全体の傾向として、中国やインドなどでの富裕層の増加を背景に、プラダなどハイエンドファッションや、ロールスロイス、ペニンシュラなどラグジュアリーブランドが飛躍的に順位を上げた。対照的に、より安価なサービスの出現などの理由で、シンガポール航空など大手航空会社、ウォルマートなど従来型スーパーマーケットや金融ブランドが顕著にランキングを下げた。

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