フランス発★アヌシー国際アニメーション映画祭で「Tissue Animals」が最高賞 広告作品部門では日本初

第54回アヌシー国際アニメーション映画祭の授賞式が6月14日、フランスのアヌシーで開催され、広告作品部門で電通制作「Tissue Animals」(王子ネピア)が最高賞にあたるクリスタル賞を受賞した。同部門での最高賞獲得は日本初の快挙。

 

「Tissue Animals」は、ネピアの紙作りの背景にある持続可能な森林保全活動を伝えるブランドフィルムで、1枚のティッシュがさまざまな動物に形を変えていく様子をコマ撮りという手法で表現したもの。制作に関わった電通・CDCの越智一仁氏は「いい紙はいい森から作られる。命を育む森への感謝を伝えたかった。ここまで作品性を追求できて幸せ」、佐藤仁クリエーティブ・ディレクターは「絶妙な企画とハンパない仕上げで受賞という奇跡を起こせた。理解を頂いたクライアント、そして監督をはじめ全スタッフにお礼を言いたい」と語った。また監督を務めたロボットの新井風愉氏は「この仕事に関われたことを心から感謝したい」と喜びを表した。

作品はこちらでご覧いただけます http://bit.ly/1rmhZyG 
メイキング http://bit.ly/1okZsCE

 

その他日本からは、西久保瑞穂監督の「ジョバンニの島」が長編部門審査員特別賞、水江未来監督の「WONDER」が短編映画を対象にしたカナルプリュス・クリエーティブ・エード賞を受賞。さらに、長年アニメーション映画の発展に貢献してきたとして、「おもひでぽろぽろ」「かぐや姫の物語」で知られる高畑勲監督に、名誉クリスタル賞が贈られた。

アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立する形で創設されたアワードで、アニメーションフィルムのイベントでは世界最大規模。長編、短編、テレビ、広告、卒業制作の五つの部門ごとに複数の賞が設けられており、今年は73の国と地域から7100作品がエントリーした。

 

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ