「ふしぎな岬の物語」

モントリオール世界映画祭受賞記念報告会見

女優の吉永小百合さんが主演・初プロデュースした映画「ふしぎな岬の物語」(製作=同製作委員会、配給=東映)のモントリオール世界映画祭受賞記念報告会見とジャパンプレミア舞台あいさつが9月16日、千代田区の東京国際フォーラムで開催された。

同映画は、のどかな岬の突端にある小さなカフェを舞台に、女性店主とカフェに集う人々の交流ときずなを描く心温まるストーリー。原作は、森沢明夫さんの『虹の岬の喫茶店』(幻冬舎文庫)。第38回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリとキリスト教関連団体が贈るエキュメニカル審査員賞をダブル受賞した。

報告会見には吉永さんの他、出演者の阿部寛さん、竹内結子さん、笑福亭鶴瓶さん、成島出監督が出席。

吉永さんは、「映画祭では多くの方が映画を見て感動したのが分かって、感激した。授賞式は心臓がバクバクしてものすごく緊張したけれど、夢を見ているような幸せな時間でした」、阿部さんは「モントリオールの街中やホテルでも、良い作品だと声を掛けられた。人生の中でとても大切なものになった」と喜びを語った。

竹内さんは「プロデューサーとしての吉永さんは、この人のためなら力を尽くそうと思わせてくれる最高のプロデューサー。現場を幸せにしてくれた」と賛辞を寄せた。鶴瓶さんは「熱烈なサユリストのタモリさんから電話をもらったが、ぶぜんとした声で留守電に入れるように『おめでとうございます』とだけ言って切られた」とエピソードを披露した。

成島監督は「映画で描きたかった人と人のきずなやつながり、人はひとりぽっちではないということが海外でも伝わりうれしかった」と振り返った。

同舞台挨拶では吉永さんら出演者と成島監督によるあいさつの他、岬村青年団フォーク愛好会として出演したブラザーズ5(杉田二郎さん、堀内孝雄さん、ばんばひろふみさん、高山厳さん、因幡晃さん)が劇中歌を、長期休養から復帰したギタリストの村治佳織さんがメーンテーマを生演奏し、会場を盛り上げた。同映画は10月11日公開。

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