US発★2014年エミー賞発表 米テレビ界の頂点を顕彰

米テレビ芸術科学アカデミーが主催するエミー賞の授賞式が8月25日に行われた。同賞はテレビ界のアカデミー賞ともいわれ、米放送業界において最も権威があるとされる。

特に注目度の高い連続ドラマ部門の最優秀作品賞は、ケーブルテレビAMC制作の犯罪ドラマ「ブレイキング・バッド」が2年連続で獲得。末期がんを宣告された化学教師が家族に遺産を残すために麻薬密造に手を染めていく、という内容で、ブライアン・クランストンが主演男優賞に選ばれているのをはじめ、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞の計6部門を制覇した。その他、主演女優賞は「グッド・ワイフ」のジュリアナ・マルグリースが受賞した。

コメディー・シリーズ部門では、ABCの連続ホームコメディー「モダン・ファミリー」が5年連続で最優秀作品賞を受賞。助演男優賞、監督賞も同作品から選ばれた。この他、主演男優賞に全米視聴率1位のコメディー「ビッグバン★セオリー」のジム・パーソンズ、主演女優賞には「Veep」のジュリア・ルイス・ドレイファスが輝いた。

エミー賞の一部で、技術分野を中心に顕彰する「クリエーティブ・アーツ・エミー賞」のCM部門では、昨年のクリスマス・シーズンにアップルが制作したiPhoneのCM「Misunderstood」(誤解)が最高賞に輝いた。少年が家族のメモリアルビデオを作る、という心温まるストーリーを通じて、商品の撮影機能や画像編集機能の高さをアピールしている。

エミー賞の人気は近年ますます高まっており、今年の視聴率は過去最高を記録した去年に次いで歴代2位だった。また最近の傾向として、テレビ界と映画界の境が薄れつつあり、ハリウッドスターのテレビドラマ進出が目立つ。8月に急死した俳優・ロビン・ウィリアムズも、アカデミー賞とエミー賞の両方を獲得しており、授賞式では追悼が行われる一幕もあった。

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