オーストリア発★メディアアートの世界的祭典「アルスエレク トロニカ・フェスティバル」で日本作品が最高賞

メディアアートの世界的祭典「2014アルスエレクトロニカ・フェスティバル」が9月4〜8日、オーストリアのリンツで開催され、デジタルコミュニティー部門で日本作品「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が最高賞のゴールデン・ニカ賞を獲得した。

 文化機関アルスエレクトロニカが主催するこの国際コンペティションは「アート・テクノロジー・社会」をテーマに社会を動かす革新的な取り組みを顕彰するもので、ゴールデン・ニカ賞は「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれる。今年は77カ国・地域から2703作品がエントリーされた。

 「ふんばろう東日本プロジェクト」は「必要なものを必要なところに必要なだけ送る」ことをコンセプトに早稲田大准教授の西條剛央氏が立ち上げた被災地支援の仕組みで、SNSを利用したクラウドソーシングを特徴とする。被災者と支援者を直接つなぐことで、支援の偏りやミスマッチを解消し、心が通う支援の仕組みが構築されている。市民ボランティアによって自律的に運営される、日本最大級の市民プロジェクトに成長した。
同部門では、過去にウィキペディアやwww(ワールドワイドウェブ)など、実際にその後世界を変えた枠組みが受賞している。

 その他、日本人の作品では「コンピューターアニメーション/フィルム/VFX」部門で五島一浩氏の「Shadowland」が優秀賞に輝いた他、菅野薫、保持壮太郎、大来優、キリーロバ・ナージャ、米澤香子、関根光才、澤井妙治、真鍋大度各氏の「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」など7作品が入選した。

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