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ロボット宇宙飛行士「キロボ」会話実験プロジェクトが2014年度グッドデザイン賞を受賞

2014/10/01

    電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車が共同研究を進めてきたロボット宇宙飛行士「キロボ」会話実験プロジェクトが、「2014年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。

    キロボは、2013年8月4日にJAXA種子島宇宙センターより打ち上げられ、国際宇宙ステーション(以下、ISS)に現在も滞在している。2013年12月6日には、ISSに日本人初の船長として約半年間の長期滞在を行った若田光一JAXA宇宙飛行士と、世界で初めてとなる“宇宙における人とロボットとの会話実験”を実施した。

    この一連のプロジェクトに対して、グッドデザイン賞は「宇宙機にハードウェアを搭載するためには、打ち上げから運用まで、数々の過酷な環境条件に耐えられることを示すための安全審査が不可欠だが、このロボットはその安全審査を通過して宇宙で稼動した、という点に第一の意義がある。このロボットがきっかけとなって、さまざまなアプローチや議論が生れることを期待する」と評価した。


    電通ニュースリリース 
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/1001-003828.html