デジタルときどきグローバル #05

とても役立つSXSWに関する、かなり役に立たない豆知識。

  • Yasuharusasaki2013s
    佐々木 康晴
    株式会社電通 第4CRプランニング局 局長/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/デジタル・クリエーティブ・センター長

新年度ですね! 気持ちがリセットされて、やる気がちょこっと出るこの季節。今年度も楽しくいろいろやりたいですね!(と、これを書いてる今はまさにバリバリの年度末、時差ボケと締切に追われる深夜のボロアパートからお送りしています…。がんばれよ…新年度の自分…)

さて先日、3月8日からアメリカ・テキサス州オースティンで開催されていたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)に行ってきました。佐々木は2度目の参加です。去年はセミナーのスピーカーをさせてもらって、僕のFacebookのNoteにもレポートを書いたのですが、今年も楽しかったのでまたこの話題を。フィルム、インタラクティブ、ミュージック、と3つのカテゴリに分かれるこの祭典は、アメリカのみんなが行きたがる著名イベント。インタラクティブでいえば、TwitterやFoursquareがここからブレイクした、とも言われています。今年は、日本の広告関係の方々もたくさん参加していて、注目度が上がってきたのがよく分かります。

去年に比べると、ちょっと「スタートアップ」の人たちの勢いが弱くなったかな?とも感じたのですが、セミナーは体が5つあっても見きれないくらいの盛りだくさん。3D、ゲーム、位置情報、体を使うフィジカル&リアルもの、コマースもの、ソーシャルメディア発展形などなど、僕らの刺激と参考になるものがたくさんありました(ハズレセミナーも多いのですが)。電通も去年に続き、オープンソースとクリエーティブをテーマにしたセミナーをやりましたが、立ち見が出る人気に。そして電通はブース展示も出していて、なかなかの人だかりができていました。

広告賞も楽しいですけど、SXSWは、いつもと違う筋肉が鍛えられる感じなので、ぜひ、日本の広告系のみなさんに参加してほしいと思います。というわけで、あまり役に立たないのですが、参加のちょっとした豆知識を…。

弊社・CDC次世代コミュニケーション開発部が出していた ブースは、いつ行っても大人気状態。
弊社・CDC次世代コミュニケーション開発部が出していた ブースは、いつ行っても大人気状態。
 

まず、ホテルはすぐ予約を。1年前から予約入れるくらいのつもりじゃないと、ダウンタウンの宿はとれないかもです。そして、誰かレンタカーで動ける、お酒を飲まない人と一緒に行くべし。そうすれば、郊外の良いホテルやレストランが使えます。今年もある日、夜中までインタラクティブな業界の人たちとわいわい交流していたら、外は嵐、大雨に。クルマが使えた僕たちはなんとかホテルに戻れましたが、街には、タクシーが捕まえられず、一般のクルマをヒッチハイクしようとしてさまよう参加者がたくさん。ずぶ濡れで、まるでゾンビのように手を上げて、道路にわらわらと飛び出してくるんです。怖いよ…。

それからそれから、専用アプリを使うと、セミナーのチェックがしやすくて、友達が来てるかどうかも分かるとか。友達をもっと作りたかったら、各種MeetUpイベントがいいかもとか。夜は、歩行者天国の6th Streetで飲み歩くだけじゃなくて、各企業が出しているイベントスポットやパーティに潜り込むと、タダ酒タダ飯にありつける、とか…。

オースティンは日本料理屋さんが多いです。しかしこれは… イチゴのスシに、煮切り! でも意外と美味しかったですよ。
オースティンは日本料理屋さんが多いです。しかしこれは… イチゴのスシに、煮切り! でも意外と美味しかったですよ。
 

でも、いちばんお勧めしたいのは、日本から何かを「出展」すること、です。ブースもそれほど高くないので、世界のスタートアップ仲間と投資家に日本のアイデアをアピールする、とてもいいチャンスだと思うんです。グローバルにアイデアをどうプレゼンテーションすればいいか、ここでやってみると、いろんなことが見えてくるはず。ぜひぜひ来年は、何か持っていきましょう!

そして、ブースを出してた、アプリの音を聞くだけで気分が変わる、とかいう会社のサービス…。聴いてみたら「私は強い。私は強い。…」とか連呼してて…昭和時代の睡眠学習みたいで、怖かった…。あれよりすてきなサービス、僕らなら作れるはずだよ!

プロフィール

  • Yasuharusasaki2013s
    佐々木 康晴
    株式会社電通 第4CRプランニング局 局長/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/デジタル・クリエーティブ・センター長

    1995年入社。コピーライター、インタラクティブ・ディレクターなどを経験した後、2011年からニューヨークに出向。帰任した現在もCDCとDentsu Aegis NetworkのExecutive Creative Directorを兼任し、グローバルとデジタルの間で、日々面白いものをつくろうともがいている。カンヌ金賞やCLIOグランプリ、D&ADなどの広告賞を数々受賞し、審査員経験も多い。2011年クリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト。

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