ビームス南馬越氏、東北の事業者にものづくり指南

東日本大震災の被災地の事業者・団体を対象とした「ものづくりセミナー」(主催=NPO法人エティック、みちのく復興事業パートナーズ)が9月11日、東京・汐留の電通本社で開かれ、ビームス創造研究所本部長の南馬越一義シニアクリエイティブディレクターが講師を務めた。

ものづくりセミナー
ものづくり指南する南馬越氏(右)
 

同セミナーは、復興に取り組む地元の事業者・団体を企業が連携して支援するプラットフォーム「みちのく復興事業パートナーズ(注)」の活動の一環。震災から3年半が経過し、被災地支援としての寄付的な購買対象ではなく、「商品そのものの価値」で選ばれる商品の創出が求められる今、ものづくりに取り組む岩手・宮城両県の5団体が参加した。南馬越氏はファッションとライフスタイルグッズの専門家の視点から、各団体の商品群について具体的なアドバイスを行った。また、パートナーズ参画企業から事業部門のプランナーらが参画し、南馬越氏のアドバイスをどう事業に生かすかなどのサポートを行った。

南馬越氏は「日本の伝統的な技術や地域の特性を生かして、魅力的な商品をつくるのは簡単なことではなく、私自身も試行錯誤を続けている。これからも、あらゆる可能性を探ってチャレンジしてほしい。この流れを支援していきたい」と話した。

また、参加した「大槌復興刺し子プロジェクト」マネージャーの内野恵美氏は「ターゲットとすべき客層やコラボレーションできる企業の可能性など、専門家ならではのご意見を頂けた。今後の活動につなげていきたい」と意欲を語った。

(注)みちのく復興事業パートナーズ=企業が連携し、被災地で復興に取り組むリーダーらを支援する枠組み。味の素、いすゞ自動車、花王、損害保険ジャパン日本興亜、電通、東芝、ベネッセホールディングスが参画している(2014年9月現在)。

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