三菱リージョナルジェット

ついに夢から現実に!

三菱重工と三菱航空機が手掛ける国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の飛行試験用初号機が完成し10月18日、愛知県の三菱重工 小牧南工場で機体を関係者に披露する「ロールアウト式典」が開かれた。

国産旅客機の開発は、1962年に初飛行を行ったプロペラ機「YS-11」以来、約50年ぶり。

大宮会長  
大宮会長
   
 

同機は70~90席クラスの市場に向けて開発され、低燃費エンジンや複合材、空力などの新技術で競合機と差別化を図り、環境・乗客・航空会社へ新しい価値を提供する。

式典には、国土交通省の西村明宏副大臣ら政府関係者、国内外の航空会社幹部、サプライヤーなど計約500人が招かれた。三菱重工の大宮英明会長は「最高レベルの経済性と快適性を備えた、世界に誇れるメード・イン・ジャパンの製品が夢から現実になろうとしている。自信を持って世界に送り出せることを誇りに思う」とあいさつした。

 
   
ANAの伊東社長
 
 

勇壮な和太鼓が演奏される中、格納庫の扉が開くと牽引車によってMRJが会場にその姿を現した。流線型と上に向いた翼端が特徴的なデザインで、イメージカラーの赤、黒、金色のラインをまとっている。

ANAホールディングスの伊東信一郎社長は「当社が世界で最初にMRJを受領し運航できることは光栄だ。ローンチカスタマーとして、信頼され愛される航空機になるよう取り組んでいく」と述べた。同機は現在、ANA、JALをはじめ、内外エアラインから計400機を超える受注を獲得している。

 
 

今後さまざまなテストを行いながら2015年に初飛行を実施し、17年の第2四半期には初号機がANAに納入される予定だ。

公式サイト: http://www.mrj-japan.com/j/

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