東南アジア発★IT製品の普及加速 ネット利用は1日2時間超

東南アジア域内ではIT製品を複数保有する人が増え、インターネット利用時間も大きく伸びていることが、米調査会社ニールセンと映像広告の世界大手ビデオロジーとの共同調査で分かった。

調査は、東南アジア主要6カ国(マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム)とインドに住む16歳以上の男女を対象にデジタル製品の消費傾向や、デジタル映像の利用状況について分析したもの。

 

■利用時間伸び、支出も惜しまず

1週間にネットを利用する時間はフィリピンが最も長く、26時間42分に達した。以下、シンガポール(25時間12分)、タイ(23時間30分)、インドネシア(23時間12分)が続いた。マレーシア(20時間)とベトナム(15時間)の消費者は、対象国平均の22時間を下回ったものの、1日平均で2時間以上を使っている計算になる。

複数のIT製品を同時に使用する傾向も加速。シンガポール(87%)を除いた全ての国で、「二つの端末を同時に使用する」との回答が90%以上に達した。90%を超えたマレーシアでは、1年以内に購入予定のIT製品について、スマートフォン(スマホ)が95%、ノートパソコンが93%と、IT製品への支出予定が目立つ。

 

■ネットテレビも人気

インターネットテレビの普及率はタイが76%と最高で、フィリピンの71%、インドネシアの68%、ベトナムの67%、シンガポールの62%と続き、マレーシアが61%で最低だった。

オンラインで映像を毎週観賞する人は、ベトナムが91%で最も高く、フィリピン(85%)、タイ(83%)、インドネシア(81%)、マレーシア(67%)、シンガポール(56%)と続いた。映像を観賞する際、広告などの無料サービスを好む人はタイが74%、フィリピンが71%、シンガポールが68%と高かった。

ニールセンのクロスプラットフォーム部門幹部のナンシー・ジャッフェ氏は「スマホやタブレット端末の利用が急増し、テレビなどの伝統的なメディアから電子メディアへの移行が進んでいる」と指摘。「電子メディアでは消費者はいつ、どこで、どのようにコンテンツにアクセスするかを選択でき、従来よりも積極的に情報にアクセスするようになっている」とコメントしている。

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