日印アニメ業界、連携の可能性模索

東京でこのほど、経済産業省とユニジャパン共催のセミナー「日印アニメキーパーソンによるセミナーとビジネスマッチング」が開催され、アニメ産業界における連携の可能性について議論が行われた。インド側からは協力に関する強い要望があり、両国の関係はさらに深まる見通しだ。

同会議には、インド国産アニメ作品として初めてヒットした「チョッタ・ビーム」を制作したグリーン・ゴールド・アニメーションのスリニヴァス・チラカラプディ最高戦略責任者が参加。チョッタ・ビームが成功した要因として、主人公の言葉遣いや道徳観などが健全な内容だったことや、物語自体がシンプルで子どもにも理解しやすい展開だったことなどを挙げた。また、ドラえもんや忍者ハットリくんなど、すでに日本の作品がインドで受け入れられていると紹介した。

この他にも、アニメ制作大手トゥーンズ・アニメーション・インディアのラタン・サム・ジョージ氏、玩具製販大手ファンスクール・インディアのジョン・ベイビー・カリンカルCEO、番組ディレクターの大手放送局ターナー・インターナショナル・インディアのアシュトシュ・バレク氏らが講演。日本のアニメ産業界と組み、約3億5000万人ともいわれる14歳以下の市場開拓を強化するとの意欲を示した。

インド側はまた、インドではさらに核家族化が進むと予測。「テレビ視聴時間も増え、アニメ番組の需要はさらに高まる」として、日本側にインド市場への早期参入を呼びかけた。

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