電通、「電通ロボット推進センター」を立ち上げ

電通は、インターネットに次ぐ新たな産業革命と期待されるロボットビジネスに取り組むため、社内を横断する組織として「電通ロボット推進センター」を11月1日付で立ち上げた。

現在、ロボット産業の国内市場規模は約9,000億円。それが約20年後の2035年には約10倍の9.7兆円に成長すると経済産業省は予測している。

産業用ロボットに加え、今後は家電、住宅設備、自動車などのロボテクといわれる分野や、医療、介護、物流、警備、エンターテインメントなどのサービス分野で市場が急拡大していくと期待が高まっている。ロボットテクノロジーが横串となって、あらゆる産業にイノベーションが起こっていく、そんな未来が想定されている。

同社のロボットビジネスへの主要な取り組みは2012年にさかのぼる。ロボット宇宙飛行士「KIBO ROBOT PROJECT」に参加し、広告会社としての知見を生かしてプロジェクト全体のマネジメントに関わった。

この具体的なプロジェクトによる実績から、ロボットに関するコンサルティングや企画・開発、プロジェクトのマネジメント、コミュニケーション施策などに関する相談が増えてきたため、多様な産業に迅速かつ的確に対応できる組織が必要と判断した。

電通ロボット推進センターの役割は、新しい産業の創出に貢献することと、ロボットを新しいコミュニケーションメディアとして育成し、将来的に人とロボットが共生できる社会の実現に貢献することにある。

これまで同社が培ってきたプロデュース力、プランニング力、クリエーティビィティーなどのコミュニケーションデザインに関わる知見と、ロボット開発に直接関わってきたノウハウを活用することで、「開発」「エージェンシー」「コンテンツ」の3つのビジネス領域から、顧客が抱えるさまざまなロボットに関する課題解決のためのソリューションを提供していく。

想定している主なビジネスは以下のとおり。

①開発領域:コミュニケーション領域での活用を中心とした、ロボットの開発およびコンサルティング。

②エージェンシー領域:ロボットに関する企業や人材のマッチング、およびロボットの広告利用など。

③コンテンツ領域:ロボットのキャラクターライセンス管理や、ロボット競技などのコンテンツ化。

「ロボット開発」に当たっては、国内トップクラスのロボットクリエイターや専門家との協力体制も整え、顧客ニーズに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供していく。

※ 平成22年度ロボット産業将来市場予測(経済産業省・NEDO)より
 

■「電通ロボット推進センター」のロゴマーク

電通ロボット推進センターのホームページ
http://www.dentsu.co.jp/business/communication/d-robo.html

電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/1104-003854.html

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