「ミラノ万博」

日本館の展示概要が決定

2015年にイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博、5月1日~10月31日)開幕まで約半年となった11月5日、東京・港区の日本貿易振興機構(ジェトロ)で日本館(幹事省=農林水産省、経済産業省 副幹事省=国土交通省 参加機関=ジェトロ)の展示概要について記者発表が行われた。同博のテーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」。

 

冒頭、加藤辰也日本政府代表は「日本館は計画通り建築が進んでいる。鉄道の新駅など、会場周辺のインフラも整備されつつあり、現地の万博ムードも高まっていくだろう」と報告した。また、来年は同博開催に加え、日本・EUの経済連携協定の実質合意が予想され、さらに2016年は日・伊の修好通商条約締結から150周年を迎え、記念イベント開催など、ますます文化・人的交流が活発になると示唆した。

各コーナーのイメージ図

 

 
 
内藤プロデューサー

日本館の内藤純展示プロデューサー(電通 イベント&スペース・デザイン局 局長)は、目の肥えた来場者にも感動体験を提供すべく、世界で活躍する日本のトップクリエーターに参画を求め、展示事業者は乃村工藝社と丹青社のコンソーシアムで臨むと明かした。

館内では「ハーモニー」や「ダイバーシティー」「レガシー」「イノベーション」などのテーマごとにコーナーを設け、最新の映像技術などで五感・インタラクティブ体験を可能とする。日本館の出展テーマ「Harmonious Diversity-共存する多様性-」の下、“食を巡る遥かなる旅”を来場者に届ける。また、マンガ・アニメーションやファッションなどクールジャパンの魅力を発信。さらにライブ・パフォーマンスショーが楽しめる参加型シアターも展開する。

   
 
左から加藤代表、奈良氏、杉山登士樹広報・行催事プロデューサー
 
 

日本館2階のレストランとフードコートに隣接するイベント広場では、会期中、地方自治体や各協会、NPO法人など約40団体が、日本の食や伝統・文化を紹介する催事を行う。

記者発表には、初回のイベント(5月1~5日)を行う裏千家今日庵業躰の奈良宗久氏が出席し内容について説明した。「茶の湯-日本文化のポータルサイト」と題し、ステージには茶室空間の一部を再現。参加者には実際に茶と菓子を振る舞い、茶道を実体験する機会を提供する。奈良氏は「世界に誇れる精神文化を、多くの人に紹介できることをうれしく思う。単なる飲食ではなく、もてなしの心を感じてほしい」と語った。

日本館公式サイト:www.expo2015.jp

関連記事:
2015年 ミラノ万博 日本館で自治体などが「食」のイベントを計画[2014.08.12]
ミラノ万博の日本館レストラン運営事業者決まる[2014.06.17]

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ