電通、米国トレジャーデータ社およびクラスメソッド社と協業

電通は、米国Treasure Data Inc.(以下「トレジャーデータ」)およびクラスメソッド株式会社(「クラスメソッド」)と協業し、クラウドを活用したマーケティング・コミュニケーションの高速PDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))を実現するデータ解析プラットフォーム「Dentsu.io」(電通アイ・オー)の提供を開始する。

 トレジャーデータは、ガートナー1の「Cool Vendors in Big Data, 2014」※2に選出されるなど、データ収集から分析まで一貫した技術力に定評があり、フォーチュン誌が選ぶ「Fortune Global 500」企業へのサービス実績を豊富に有している。また、クラスメソッドは、 ビッグデータの運用を高速化する基盤の構築と運用に強みを持ち、世界で13社、日本国内では初となる「APNビッグデータ コンピテンシー」※3企業に認定されてい。

デジタル化の進展や消費者行動の多様化に伴い、マーケティング・コミュニケーション活動を通して得られるデータが日々増大している。それらのデータを日々のPDCAの中で有効に活用していくためには、ビッグデータの高速処理基盤に加え、企業の意思決定をサポートする適切な管理指標の可視化が必要となる。

その実現のため3社が共同して、マーケティング・コミュニケーションのワンストップ高速PDCAを実現するプラットフォーム「Dentsu.io」を開発した。大容量の購買取引データ、ウェブ閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ、センサーデータやマシンデータなど、さまざまな非構造的ビッグデータをクラウド上で収集・保管・分析、さらに容易な操作でマーケティングの実践に“使える”形で取り出すことができる。

「Dentsu.io」は、広告配信ログ、サイトアクセスログ、アプリログや購買ログなどの多様なデータを、クラウド上で自動的に取得する。また、データの取得先や接続先を柔軟に変更できるため、顧客ニーズに合わせて容易にカスタマイズすることができる。

さらに、定期的なデータの自動処理プログラムに加え、ダッシュボードから膨大な元データに対して直接集計指示を出せるため、店舗別の売り上げや広告メニュー別のコンバージョン数 4といった重要なデータを数秒以内に取得することができる。

マーケティング・コミュニケーションの高速PDCAを実現するための管理指標を、顧客が抱える課題や電通が持つ知見をもとに事前設定・アップデートすることで、ダッシュボード上に必要な指標データがリアルタイムで可視化される。また、その結果を関係者に自動配信するレポート機能も有している。

本協業における3社の役割は、電通は顧客が抱える事業課題の洗い出しと管理指標の設定を、トレジャーデータは多様なビッグデータをクラウド上で高速処理するデータマネージメントの提供を、クラスメソッドは各種データベースやプロダクト間の連携を図る分析基盤の構築と運用を、それぞれ行う。

今後3社は、「Dentsu.io」を飲料、食品、自動車、化粧品・トイレタリー、リテール、エンターテインメントなどの顧客企業に提供していくとともに、顧客が抱えるさまざまなマーケティング・コミュニケーション課題に継続的に応えていけるソリューションの開発に取り組んでいく。

トレジャーデータについて
会社名 :Treasure Data Inc.
所在地 :米国・カリフォルニア州・マウンテンビュー市
代表者 :芳川 裕誠(CEO)
設立日 :2011年12月
会社概要:多くのグローバル企業に対し、大量のデータを収集・保管・分析するクラウド型デ
     ータマネージメントサービス「トレジャーデータサービス」を提供している。
     2012年11月には東京にトレジャーデータ株式会社を設立し、日本国内の事業開発 
      支援および技術開発の拠点としている。http://www.treasuredata.com/

クラスメソッドについて
社 名 :クラスメソッド株式会社
所在地 :東京都千代田区神田佐久間町1‐11 産報佐久間ビル8階
代表者 :横田 聡(代表取締役社長)
設立日 :2004年7月
会社概要:データ分析基盤の構築やアマゾン ウェブ サービス(AWS)の活用に関する
     コンサルティングを数多く行っている。これらのノウハウを集約したソリュ
     ーションである「カスタマーストーリー」は、多くの企業のデータ分析基盤
     として活用されている。http://classmethod.jp/ 

※1      ガートナーは、米国スタンフォードに本拠を置く業界最大規模のITアドバイザリー企業。ITプロフェッショナル向けのリサーチ・アドバイザリー・サービスやCIO(Chief Information Officer)に特化したエグゼクティブプログラムなどを提供。
※2      出典:ガートナー 「Cool Vendors in Big Data, 2014」 堀内秀明 他共著、2014年4月28日
 免責条項:ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではない。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではない。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではない。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではない。http://www.gartner.com
※3      APNビッグデータ コンピテンシーとは、アマゾン ウェブ サービス(AWS) の世界的なパートナープログラムであるAPN(AWS Partner Network)に参加する企業のうち、データを効率的に処理するためのツール、手法、技術の評価と使用において、顧客を適切に支援できると判断された企業のみに与えられる認定。
※4 コンバージョン数とは、広告をクリックしてサイトに訪れたユーザーが、そのサイト上で商品の購入や会員登録、問い合わせなど、広告を出稿している広告主にとって成果とみなされる行動をとった数のこと。
 

電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2014/1112-003859.html

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