新型燃料電池自動車

トヨタ「MIRAI」が走りだす!

トヨタ自動車は11月18日、セダンタイプの新型燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)「MIRAI(ミライ)」の発売に先立ち、記者発表会を東京・江東区の日本科学未来館で実施した。FCVは水素と酸素を反応させることで発生する電気を動力にするもので、走行しても水しか排出しない「究極のエコカー」だ。

世界で初めて市販されるFCVへの注目は高く、会場には多くの報道陣が詰め掛けた。

 

冒頭、豊田章男社長はビデオ出演し「今、クルマの歴史が大きく変わろうとしている。ミライこそが、世の中をもっといい社会に導く、もっといいクルマになると信じている。単なる新型車ではなく、変革への第一歩だ」とメッセージを発した。加藤久光副社長は「ミライは、まさに“未来”だ。これ以外の車名は思い浮かばなかった」と話し、同社におけるFCV開発の歴史に触れながら「ミライはモビリティー・水素社会の両面にとってのイノベーションの幕開けになる」と語った。

 

開発担当責任者である、製品企画本部の田中義和主査はプレゼンテーションを行い、同車の特徴について「小型で高性能なトヨタFCシステム」「パッケージングとファントゥドライブの追求」「知恵を形にしたデザイン」「FCV特有の機能」を挙げた。ミライは約3分で水素の充填が可能で、その航続距離はおよそ650キロに達する。また、外部給電機能が装備され、災害時に非常用電源として活用できる。

前川眞基副社長は、2014年12月15日に販売を開始し、価格は税込みで723万6000円(メーカー希望小売価格)、国内販売目標は15年末までに400台だと明かした。

ステージ上のプレゼンテーションでは、ホログラム技術が活用され、文字や映像が空中に浮き出る演出に注目が集まった。その車名と同様に未来を感じさせる発表会となった。

下記では、会場で上映された動画が視聴できる。

「MIRAI~自動車のターニングポイント篇~」
https://www.youtube.com/watch?v=GrLZjcZ9_MY
「HOPE~水素社会と、これからのエネルギーのはなし~」
https://www.youtube.com/watch?v=7IRlUVkXA5I

公式サイト:
http://toyota.jp/sp/fcv/

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ