US発★ユーチューブ 定額制音楽配信サービスを開始

グーグル傘下のユーチューブは11 月17日から、定額制の音楽配信サービス「Music Key」をスタートした。アップルに対抗する新たなツールと位置付け、当初は招待制の形で月額7.99㌦のプロモーション価格でリリースする(正規料金は月額9.99㌦)。アドエージ誌が伝えた。

Music Keyは広告の入らないストリーミング配信で、契約者はグーグルの同種サービス「グーグルプレイミュージック」を合わせて利用することが可能。アーティストのアルバム全曲を検索できる新機能もあるという。

また新サービスの開始に当たり、ユーチューブはビベンディ傘下のユニバーサルミュージックやEMIグループ、ソニーの音楽部門、ワーナーミュージック・グループなど大手レコードレーベルと契約を結んだ。

ただし、グーグルが売り上げ拡大を目指して投資するモバイルエンターテインメント分野には、アップルが5月に30億㌦での買収を発表したビーツ・エレクトロニクスの他、パンドラ・メディア、スポティファイなどの競合がひしめいている。

米フォレスターリサーチのアナリスト、ジェームズ・マッキベイ氏は、「ユーチューブはアップルが音楽配信サービスに本腰を入れ始めたために、新たな動きに打って出た」との見方を示す。「仮にアップルがiTunesやビーツにユーザーを引き戻すことができれば、iTunesのデジタルプラットフォームとしての吸引力はさらに強固になるだろう」と指摘している。

一方、定額制の音楽ストリーミングサービスについては、アーティスト側から報酬が少な過ぎるとの批判が出ており、カントリーシンガーのテイラー・スウィフト氏は7月、米紙ウォールストリート・ジャーナル上でストリーミングサービスに対する批判を表明し、全アルバムをスポティファイから削除した。ただ、ユーチューブのスポークスマンによれば、Music Keyでは同氏の楽曲も配信されるという。

出典 Ad Age
YouTube Unveils Music Streaming Service
http://bit.ly/1tIzk1Z

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