ふくしま駅伝初の試みは

53種類の朝刊折込「応援フラッグ」

11月16日、白河市から福島市に向けて福島県を縦断する第26回「市町村対抗県縦断駅伝競走大会」(ふくしま駅伝)が開催された。今年は特別企画として福島民報社とサントリーグループが、53チーム分53種類の「ふくしま駅伝サンさん応援フラッグ」を作成。出場チームそれぞれの市町村章と応援メッセージ、出場選手名をあしらった同フラッグを大会当日の福島民報朝刊にそれぞれのエリアごとに折り込み、県内全59市町村に配布するという大会初の試みを行った。

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朝刊に折り込まれた応援フラッグ
 

この応援フラッグは、同駅伝に協賛するサントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環で、ふるさとの選手を応援する喜びを、さらなる復興へのエネルギーにしてほしいという思いが込められている。

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応援フラッグを掲げる59市町村の選手。
大会前日に行われた開会式でもフラッグが配られ、選手たちを盛り上げた。
※県内59市町村のうち個別チームがない三島町、金山町、桧枝岐村、湯川村、昭和村、川内村、葛尾村は「希望ふくしま」チームとして、それぞれの町村章を1枚にあしらった合同旗を作成
 

大会当日は青空の下、県内の全59市町村から53チーム848人が走者として参加し、全16区間95.1キロを競い合った。
スタート地点の白河市・しらかわカタールスポーツパーク(白河総合運動公園)では、早朝から大勢が集まり、それぞれのふるさとの旗を手に、花の1区を走る選手たちを声をからして応援した。中継地点や沿道にもたくさんの人たちが駆け付け、応援フラッグと共に選手たちに声援を送った。

第10中継所、本宮市白岩屋商店前で選手たちを応援していた女性は「自分のまちの旗があってうれしいし、それぞれのまちのものがあって楽しい」と語った。

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スタート地点には、フラッグを手に各チームの応援団が駆け付けた
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中継地点や沿道でも、大勢がフラッグで選手たちを応援
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ゴール直前の沿道で選手を応援する人たち
 

また、同フラッグを記念に求める人も多く、チームごとの集合写真でも活用されるなど、大会終了後も会場の盛り上げに一役買った。
「小さな村ですが、村を挙げて応援のしがいがあった」と語った北塩原村の小椋敏一村長は、走り終わった選手たちの笑顔に囲まれながら、村章があしらわれた応援フラッグを高々と掲げた(下写真)。

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北塩原村は、村の部9位
 

結果は、いわき市が5時間9秒という大会新記録で、3年ぶり11回目の総合優勝と市の部優勝を果たした。2位が郡山市(5時間3分46秒)、3位が会津若松市(5時間8分20秒)。また、町の部では猪苗代町が初優勝を飾り、村の部は、西郷村が2度目の優勝を勝ち取った。

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