台湾発★2014台北国際旅展 日本のエンタメに注目

世界の観光関連企業が出展する「2014台北国際旅展」(ITF、台北旅行博)が、11月に台北世界貿易中心で開かれた。日本のインバウンド関連企業や自治体も華やかなショーで来場客を魅了し、エンターテインメント性の高さで注目を集めた。

ロボット7体を東京から持ち込んで初出展したのは、エンターテインメントショーを見ながらの飲食を楽しめるロボットレストラン。12年にオープンした同店は、総額約100億円のロボットと女性のプロダンサーを融合させたショーが売り物で、欧米人観光客に人気が高い。

ロボットレストラン宣伝部の小泉貴志氏は、「来客の8割を欧米人が占めているが、アジアでの知名度はまだ低い。日本文化に親しみを持ち、個人の訪日旅行客が増えている台湾から売り込んでいきたい」と意気込みを語った。

  中部北陸9県の魅力をPRする「知多娘。」の声優ら(NNA撮影)
 
中部北陸9県の魅力をPRする「知多娘。」の声優ら(NNA撮影)

今回が3回目の参加となるのは愛知県知多半島のご当地キャラクター「知多娘。」。中部北陸9県3市の自治体で構成する中部広域観光推進協議会の代表として、地域の魅力をPRした他、姉妹キャラクターの「台北娘。」をつくるワークショップも開催した。「知多娘。」 をプロデュースするNPO法人エンド・ゴールの大久保智規理事長は「毎回、来場者の熱い視線に圧倒される。日本の中部地区と台湾の距離をさらに近づけていきたい」と話した。

群馬県も今年、単独ブースを設けて初出展。6月にユネスコの世界遺産に登録された「旧富岡製糸場」や、今月3日に「ゆるキャラグランプリ2014」で1位を獲得した「ぐんまちゃん」など豊富な観光資源をアピールした。

円安効果で台湾人富裕層の訪日旅行が増えており、群馬県としてもさまざまな旅行プランを企画している。JR東日本と共同で、県内の4軒の高級温泉旅館と鉄道乗車券を組み合わせた台湾人向け特別プランの販売もする他、台湾の学校の教育旅行(修学旅行)向けに旧富岡製糸場の見学を組み込んでもらえるようPRを強化している。

台湾観光協会が主催する同イベントは今年、60カ国・地域と観光関連企業約950社が出展しており、来場者数は昨年の32万人を上回る延べ約34万人で、過去最大となった。

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ