US発★LinkedInの広告収入56%増、主力はコンテンツマーケティング
2015/02/24
世界最大級のビジネス特化型SNS、リンクトインは2月、2014年第4四半期の広告収入が前年同期比56%増の1億5300万㌦を記録したと明らかにした。
アドエージ誌によると、同社が「マーケティングソリューション」と呼ぶ広告の売上構成比は、1年前の22%から24%に上昇。14年通期の広告収入も前年比46%増の4億5450万㌦に達した。
広告収入の伸びを支えるのはコンテンツマーケティング商品の「スポンサードアップデート」。広告主が設定したターゲット条件に該当するリンクトイン会員のホームページのニュースフィードに、コンテンツを表示することができる。
ジェフ・ウェイナーCEOによれば、同社の広告収入に占めるコンテンツマーケティング関連領域の割合は約3分の1に達したという。
昨年7月にはBtoB マーケティングプラットフォームのBizoを買収。今後はBizo関連のマーケティングソリューション製品を新たに投入する計画だ。Bizoのネットワークは3000件超の企業ウェブサイトをカバーしており、マーケターはこのネットワーク上でコンテンツベースのマーケティングメッセージを発信することが可能という。
14年通期の売上高は前年比45%増の22億㌦で現在、広告主の数は約5000社、登録メンバー総数は3億4700万人に上る。