米国発★米雑誌界のガイドライン改定、表紙広告などを緩和

米雑誌編集者協会(ASME)が10年ぶりに大幅なガイドラインの改定に踏み切った。アドエージ誌によると、まず、かつては表紙(表1)の広告スペース販売を奨励しない方針が掲げられていたが、新ガイドラインではそうした文言が取り払われた。また広告制作については「編集者に依頼しないこと」とされていたのが、単に「編集者は同一の広告主について、広告制作と報道を同時に行うべきではない」という文言に改定。「読者を欺かない」という一線を守りつつ規範を薄めた形となった。

消費者の紙離れとデジタル媒体への移行が進む中、雑誌出版社はデジタル特化メディアと激烈な競争を強いられており、収入の大きな柱である広告予算もデジタル媒体へと重心が移行している。ガイドラインを順守しなければASMEが主催する「全米雑誌賞」の審査資格を失うにもかかわらず、昨年タイム、フォーブスといった有名誌が表紙の広告スペースの販売を開始。さらにコンデナストとハーストの2大雑誌出版社が自社編集者による広告制作チームを任命するといった動きも見られた。

広告枠購入代理店メディアベストのロビン・スタインバーグ上級副社長は「不当に厳格なルールから離れ、指針の許容範囲が広がった。足かせがなくなり、出版物を含めたさまざまなプラットフォーム上でより面白く革新的、創造的なコンテンツ作りが可能になる」との期待を示した。

出典 Ad Age
Magazine Trade Group Overhauls Advertising Guidelines
http://bit.ly/1OgQX43

 

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