US発★Facebook動画広告の鍵を握る「無音の3秒ルール」

1日当たりの閲覧回数が30億回に達するFacebookの動画広告。有望な広告媒体だが、大きな効果を得るには、ニュースフィードに表示される多数の広告の中で視聴者の目を引く工夫が必要だと、アドエージ誌が報じている。

動画が視聴者の関心を得られるかどうかは、最初の3秒間の視覚的インパクトにかかっている。デジタル・マーケティング企業のGenuine Interactiveのエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターで多数のFacebook動画広告を手掛けるクリス・ペープ氏は、それを「3秒ルール」と呼ぶ。

Facebook動画広告の初期設定はミュート状態での自動再生。そのため、広告視聴者の65%を占める携帯端末ユーザーに、画面をスワイプする手を止めさせて動画を最後まで見てもらうには、最初の数秒間で直感に訴える必要があるという。

ペープ氏は「短くて刺激的な映像で、音に頼らず、視覚に訴えることが重要」と説明する。例えば、同氏が手掛けたRBの足用電動角質除去マシーン「Amope Pedi Perfect」の動画広告は、ハイヒールを履いた女性の足の映像から始まる。また、衛生用品のライゾールが母親をテーマに展開する動画シリーズでは、オープニング部分に妊娠した女性の腹部のアップや生まれたばかりの赤ちゃんの泣き顔などを使用している。

ペープ氏は「こうした手法は他の媒体でも活用できる可能性がある」と指摘する。実際にRBは近く、同じ手法でテレビCMを試験的に展開するという。ライゾールでデジタル部門の責任者を務めるケビン・トゥオン氏が「テレビ広告とデジタル広告を同じ広告会社が請け負うようになり、知識の相互活用が可能になった」と話すように、「3秒ルール」手法は他のメディアの広告やアメリカ以外の国々にも影響を与えそうだ。 

出典 Ad Age
Are Silent Movies the Future of Advertising?
http://adage.com/article/digital/reckitt-genuine-silent-movies-future-ads/298039/

 

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