電通、英国のEコマース専門エージェンシー「eコメラ社」の株式100%取得で合意

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、コンテンツやブランド体験と消費体験の統合化を図る「ブランド・コマース」領域のケーパビリティーを強化するため、英国のEコマース専門エージェンシー「eCommera Global Limited」(以下「eコメラ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意した。

eコメラ社は、Eコマースの技術サービスプロバイダーとして2007年に発足し、一時はEコマース企業の技術サービス部門(eCommera)となっていたが、2015年3月に分離・独立し、今日に至っている。

eコメラ社は「ブランド・コマース」領域に強みを持ち、世界有数の小売業や消費財メーカーに対し、Eコマース・ソリューションの開発・提供、メンテナンス、コンサルティングを行っている。本拠地ロンドンを中心に、専門スタッフは世界各地で活動しており、世界30市場において150を超える顧客のEコマースサイト運営を支援している。また、同社はブルガリアとインドにEコマース関連の技術・サービス開発を行う「開発センター」を保有している。

全世界のBtoC領域におけるEコマース市場は2013年の1.3兆ドルから2018年には2.5兆ドルに拡大するとの予測*がある。こうしたEコマース市場の拡大に伴い、Eコマースのサイトが消費者とブランドの最初の接点になる機会がますます増加していくものと考えられる。さらに、実店舗との連動や対応デジタル機器の普及拡大に伴い、Eコマース自体のあり方も多様化している。今日、その多様なブランド接点において、いかに消費者のエンゲージメントを高めていくかという「ブランド・コマース」が、Eコマース領域を含むマーケティング業界全体の課題となっている。(*米国フォレスター・リサーチ社調べ)

今回の買収は、こうした課題に対応するもの。今後電通グループは、グローバルネットワーク・ブランドのひとつで、フルサービスのデジタルマーケティング事業を行うIsobar(アイソバー)とeコメラの協業関係を深め、Eコマースのソリューション技術、クリエーティブやユーザー・エクスペリエンスをベースとしたブランド構築能力、消費者に対するデータ分析力を融合させながら、顧客ブランドの価値最大化に貢献していく。また、Isobarのネットワークを活用することで、今後さらにサービスエリアを拡大させていく予定。

【eコメラ社の概要】
社名:eCommera Global Limited(eコメラ社)
本社所在地:英国 ロンドン市
ブルガリアとインドにEコマース関連の技術・サービス開発を行う開発センターを保有
設立:2015年3月(前身の設立は2007年2月)
株主構成:買収手続き完了後
電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):1,760万ポンド(約33.6億円)(2015年3月期のeCommeraの部門収益)
代表者:Mark Fagan(CEO)
従業員数:275名
事業内容:Eコマース・ソリューションの開発・提供、メンテナンス、コンサルティングなどのビジネスを世界30市場で展開

電通ニュースリリース http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0615-004076.html

         

 

 

 

 

 

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