グローバル化ってなんだろう? #01

広告でMBA?

マドリードのど真ん中にあるキャンパス

はじめまして。
本コラムを担当させていただく波部(はべ)と申します。

MBA取得を目指し、昨年の秋から、電通社内の「海外留学生派遣制度」でスペインのIEビジネススクールに留学しています。

今回は自己紹介も兼ねて、「広告でなぜMBA?」という、ある意味もっともな疑問について書いてみます。


 

私は入社以来7年間、営業として仕事をしてきました。
外資系のクライアントを担当することも多かったのですが 、国内企業と海外企業では、仕事のやり方や考え方が全然違います。
個人的に英会話教室には通っていましたが、いざ英語の打ち合わせになるとほとんど話せない。問題は語学力ではなく、そもそもの「文化の違い」を理解しないと、どうしようもありませんでした。

また、年次が上がってクライアントの幹部クラスの方々と話すようになると、広告業界の経験しかない私では、なかなか話が噛み合いません。ただでさえ若造に見られがちな私だからこそ、経営者側の視点から広告を考えることが必要だと切実に感じました。

要するに、国や文化を超える「幅」と、知識や経験に基づいた「深さ」が足りない。
これが、私が留学したいと思った理由です。

では、なぜスペインか。

留学前は社内外の様々な方から、「メシがうまいからじゃないか」「アドミッション(選考担当)の人、キレイだったもんね」などと言われていましたが、それだけではありません。
確かに料理は美味しい(ハモン・イベリコ・ベジョータは絶品)ですし、 キレイな人も多い(でも、ビックリするほど若い)ですが、スペインを選んだ一番の理由は、学校に魅力を感じたからです。

私が通っているIEビジネススクールの強みは、Diversity(多様性)とEntrepreneurship(起業家精神)。
日本での知名度は低いですが、世界ではトップ10に入るほどのビジネススクールです。

世界中から集まるクラスメートたち
 

学生の出身国の数は、72カ国。
出身業界もばらばらで、広告業界なんてほとんどいません。
海外経験が全くない私にとって、1年間集中して様々な文化や業界の違いに触れられる環境は、最高に魅力的でした。

Entrepreneurshipについては、「事業を起こさないなら関係ない」と思われるかもしれません。でも、「曖昧な状況で新しいものを作っていく」ことは、電通の仕事スタイルにとても近いと思っています。
電通の企業スローガンにもEntrepreneurshipが入っていますしね。

最後に、本コラムのタイトルは、「グローバル化ってなんだろう?」にしました。私自身の、留学の テーマです。

広告の仕事って一人では何もできませんし、 みんなで一緒に考えた方が、絶対にいいものができます。

電通グループも今や110カ国にオフィスがあります。世界中のアイデアをつなげていくことが、 もっと面白い仕事を、もっと広い世界 に届けていくことにつながるはずです。
世界中の人々から、「この人と仕事がしたい」って思ってもらいたい。そのためには、どうなればいいのか。それが、「グローバル化」なのか。

本コラムを書いていきながら、何かしら答えを見つけていければと思っています。
短い間ですが、よろしくお願いします。

プロフィール

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    波部 篤男
    株式会社電通 経営企画局

    2005年入社。7年間営業として、国内・外資系の様々なクライアント業務を担当し、2012年に経営企画局に異動。社の資本政策や投資案件に関わった後、2013年より、社内の「海外留学生派遣制度」でスペインのマドリードにあるIEビジネススクールに留学中。

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