電通、日本の富裕層世帯を対象にした女性の意識・消費行動調査を実施

電通とハースト婦人画報社は、世帯資産※1 が1億円以上(日本全人口の約6%※2)または世帯年収2,000万円以上(日本全人口の約1%※3)を富裕層世帯と定義づけ、全国の富裕層世帯の女性約300人を対象にした「意識・消費行動調査」を2015年2月に共同で実施した。また参考として、一般女性との比較を行っているが、一般女性に関するデータは電通が独自に行っている「d-campX調査」のものを使用している。
アベノミクス効果も相まって日本における富裕層が拡大、その増加率が世界一※4となる中で、富裕層をターゲットにしたビジネスの重要性が急激に高まっている。こうした背景を踏まえ、電通とラグジュアリー雑誌を多数発行するハースト婦人画報社は、現代の富裕層女性の意識や行動をより深く洞察し理解することを目的に本調査を実施した。

■主なファインディングス

 

1:1カ月あたりの自由に使えるお金

  • 1カ月間で自由に支出する金額が一般女性の93.3%で5万円未満であるのに対し、富裕層女性の27.5%が20万円以上(上限なしと答えた16.8%を含む)を支出(一般女性で20万円以上支出するのは0.3%)。【図1参照】

2:資産運用

  • 資産運用に関心がある富裕層女性は61.5%(一般女性:25.5%)、実際に積極的に行っているのは35.0%(一般女性:7.2%)。【図3参照】
  • 資産運用の内容としては、富裕層女性の65.4%が国内株式投資に積極的(一般女性:6.3%)。【図4参照】

3:その他投資対象

①スポーツ

  • 富裕層女性は一般女性よりもスポーツを積極的に行っている。健康に配慮し、スポーツクラブやヨガ・ピラティス、また比較的金額がかかゴルフなどのスポーツにも積極的。【図4参照】

②教育

  • 富裕層女性は次世代への投資を積極的にしていきたいという志向があり、そのため子供の教育にも積極的。教育にもお金を惜しまず、私立に通わせたい(通いたい)、留学させたい(したい)といった意識が強い。「教育にはお金を惜しまない」と回答した一般女性が45.0%であるのに対し、富裕層は74.8%。【図5参照】

③美容

富裕層女性は美容関連の支出にも積極的(一般女性:22.3% 富裕層:44.3%)。【図6参照】

4:意識・価値観など【図7参照】

  • 富裕層女性はつつましやかさ、奥ゆかしさに共感を覚える傾向があり、その影響として、海外文化よりも日本文化の方がより好き、という傾向が見られた。(海外文化が好き:13.6%、日本文化が好き:54.0%)。
  • この他、富裕層女性の特徴として、中長期的利益を意識する人が約半数(50.5%)を占めることや、肉食系男子を好む傾向が強い(草食系の約3倍)ことが分かった。
※1ここでの「世帯資産」は、金融資産や実物資産(不動産など)などの世帯総資産額から負債額を差し引いた額を表す
※2出所:総務省統計局 平成21年全国消費実態調査
※3出所:厚生労働省 平成26年国民生活基礎調査
※4出所:World Wealth Report 2014

〈富裕世帯女性を対象にした「意識・消費行動調査」の概要〉
・調査目的:日本における富裕層女性の意識・消費行動実態を探る
・調査手法:インターネット調査
・調査機関:<企画>株式会社電通、株式会社ハースト婦人画報社

〈実査〉株式会社電通マクロミルインサイト
・調査対象:日本全国の世帯純資産1億円以上または世帯収入2,000万円以上の世帯の20~60代の女性
・有効回答数:309人
・調査時期:2015年2月25日~27日

〈ご参考:電通d-campX 調査概要〉
・調査手法:専用タブレット端末貸与による電子調査票方式
・調査機関:<企画>株式会社電通

〈実査〉株式会社ビデオリサーチ
・調査対象:ビデオリサーチ社ACR/exパネル東京50km圏の12~69歳男女個人(無作為抽出)、約4,800サンプル
(20~69歳の一般女性2,749人を抽出し、富裕層女性と比較)
・調査時期:2014年9月~2015年3月

電通ニュースリリースhttp://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2015067-0624.pdf

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