Mi-Life Innovation 2025 #05

テクノロジーが変える、未来のシニア世代の生活環境。

  • Kibushia pr
    木伏 美加
    株式会社電通 マーケティングソリューション局

これまで、電通「Mi-Life Innovatation 2025」プロジェクトで作成した未来の生活シーンの中から、若者や子育て世代、ミドル世代について、テクノロジーの進化がもたらすLife Innovationをご紹介してきました。今回は、60~70代シニア世代の生活シーンについてご紹介したいと思います。

 

全自動自動車

まだまだアクティブなシニア世代。車で出掛ける機会も多くなるのではないでしょうか。いつまでも安全で楽しいドライブができるように、「全自動自動車」が進化するかもしれません。目的地を入力して全自動モードに切り替えれば、完全な自動運転に。運転に関わる負担が軽くなれば、移動の時間はより楽しいものになるでしょう。観光地へ行けば、観光ガイドも行ってくれるようになり、旅先での思わぬ出会いや発見へと導いてくれる存在になる可能性もあります。

 

VRツアー

いくつになっても世界中を旅してみたいと思いませんか? 2025年には、旅行会社が「バーチャルトリップポッド」サービスの提供を開始しているかもしれません。ポッド上での視点や行動は、現地に実際にあるドローンとリンクしているので、360度の映像が映し出され、音・温度・湿度などの周辺環境も現地と同じ状況が再現されるでしょう。カラオケボックスに行くような感覚で、気軽に世界中を旅することができたり、さらには実際に行くことが難しい世界の秘境などへも、簡単に旅行体験できるようになるかもしれません。

ドローン…遠隔操作やコンピューター制御によって無人飛行する飛行体。

 

 

電動アシストシューズ

年齢が増すにつれ、長時間歩くことがつらくなってきます。そんな時、「電動アシストシューズ」があれば歩行を助けてくれるので長時間の歩行も可能に。歩行が困難な人たちも、スムーズな歩行を実現することができます。蹴る力をアシストし、踏み込んだ時に衝撃を和らげてくれます。歩くことによって充電されれば、日常生活だけでなく、旅行など一日中歩き回って使うことも可能になります。
アクティブなシニア世代が、今以上に自らの足で外出や旅行を楽しめるようになるかもしれません。

 

オートクリーンハウス

近年、様々なタイプのロボット掃除機が開発されるなど、掃除をとりまく環境はますます時短・省エネ方向に向かっています。2025年にはどのような掃除機がわたしたちの生活を助けてくれるようになっているのでしょうか。例えば、家じゅうまるごとロボット掃除機が掃除してくれるようになったら便利だと思いませんか? 2025年には、ロボット掃除機がさらに小型化・高機能化し、部屋のありとあらゆる掃除を行ってくれる「オートクリーンハウス」が実現しているかもしれません。掃除にかけていた時間がなくなり、自由時間が増えるようになれば、さらに充実した毎日を送れるようになるかもしれないですね。

 

見守りハウス

子どもたちにとって、離れて暮らすシニア世代の親の生活はとても気掛かりなものです。「見守りハウス」システムが開発されれば、電気の利用状況や、部屋のドア・冷蔵庫のドアの開け閉めなど、家の中の行動がリアルタイムでレポーティングされるようになります。遠くに離れて住む子どもたちもチェックして、元気な様子を伝えることができます。いつもと違う行動パターンが見られる時には、子どもたちにアラームが届くなど、見守りを手軽に、かつ随時行うことができるので、みんなが安心して暮らせる社会に近づく一歩になるかもしれません。

これまで、テクノロジーの進歩によってこれからの未来の生活はどう変化するのか、様々な年代に焦点を当ててご紹介してきました。テクノロジーの進歩は、かけたい部分に割ける時間を増やし、体験時間の密度を濃くしてくれるものになるでしょう。それにより未来の生活は、今よりもさらに快適で、効率の良い生活になっているのではないでしょうか。

次回は、Web&システム・ソリューション局と電通「Mi-Life Innovatation 2025」プロジェクトとの共同で行ったワークショップから出てきたアイデアをご紹介させていただきます。新たにどのようなアイデアが出てくるのか、ご期待ください!

 

プロフィール

  • Kibushia pr
    木伏 美加
    株式会社電通 マーケティングソリューション局

    1988年生まれ。2013年電通入社。
    マーケティング・プランナーとして購買データを用いた企画・提案を行う。「若者研究部(電通ワカモン)」の研究員として、学生とのワークショップ、コミュニケーション戦略立案に携わる。また、「Mi-Life Innovation(ミライフ イノベーション)2025」のプロジェクトメンバーとしても活動中。

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