名プロデューサーの伝記が刊行
『メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語』

ボイジャーから6月29日、書籍『メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語』が発売された(電子版はこちら)。小谷はマスコミ各社を経て1958年46歳で電通に入社。同社のプランニングセンターを設立し、1992年8月に80歳で亡くなるまで、新聞、放送、広告、イベントにまたがるマルチプロデューサーとして活躍した。同著は小谷が歩んだ、メディア興隆の時代から最盛期までの息吹を体験できるドキュメントである。著者はウェブ電通報での連載「電通を創った男たち」の第66~70回「戦後日本を代表するプロデューサー 小谷 正一」(1)~(5)を執筆した電通OB・岡田芳郎氏。

メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語
『メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語』
単行本ソフトカバー、320ページ、1800円+税、ISBN978-4-86239-180-3、電子版は900円+税)

 

小谷は、日本初の横型新聞「夕刊新大阪」、日本初の民間放送ラジオ・新日本放送局、大阪テレビ放送など数々のメディアの創刊・創設に関わった。また 戦後初めて共産圏からバイオリニストのダヴィッド・オイストラフを招聘したり、大阪万国博の「住友童話館」「電力館」の総合プロデュース、さらにはプロ野 球パシフィック・リーグの創設に関わるなど、不可能を可能にしたと言われる多くの仕事を成し遂げた。著者の岡田氏は、そんな小谷の元で働く一人の青年とし てすべてを目撃してきた。

戦後70年、焼け野原から復興し、新聞・雑誌・テレビというメディアが大河のごとく流れていった。この河 を源からたどり、身をそこにおく人のおもしろきこと、たくましきこと、哀しきことを今ここに見とどけておこうとする良書。「時代はいつだって白いキャンバ ス」そう言い残した小谷正一を追体験する。

小谷正一
小谷正一

 

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