ハンガリー発★#LIKEFORLIFE インスタグラムの「いいね!」が命を救う 

ハンガリー赤十字社が、CPR(Cardiopulmonary Resuscitation/心肺蘇生)の重要性を伝える「#LIKEFORLIFE」キャンペーンを展開中だ。インスタグラムを使ったユニークな施策で、電通イージス・ネットワークのIsobar (アイソバー)・ハンガリーが手掛けた。

ハンガリーでは、毎日約70人が突然の心臓発作で死亡している。呼吸や心拍が停止してもただちに心臓を圧迫するCPRを施せば多くの命を救うことができるにもかかわらず、CPRのやり方を知っているのは国民のわずか10%にすぎない。

写真・動画共有サービス、インスタグラムでは気に入った画像をタップすると、ハートマークが一瞬現れて「いいね!」が付く。「#LIKEFORLIFE」の動画では、指でタップするその動作を通じて、次は命を救うために心臓を「タップ」することを訴求。発作を起こして倒れる人型のシルエットが現れ、その上をタップするよう促した後、「命を救うのはあなたが思っているよりずっと簡単だ」とのメッセージが流れる。

このキャンペーンにより、ハンガリー赤十字のインスタグラムキャンペーンのフォロワーは66%増加。また、3万7000人のハンガリー国民が新たにCPRの資格を得た。前年に比べて2000人以上の増加となる。

ハンガリー赤十字社のZsigmond Gondocs社長は「口コミを広げると同時に啓発できる、シンプルで偉大なアイデア」と評価する。また、電通イージス・ネットワーク・ハンガリーのZoltan Kovacsマネージング・ディレクターは「力になれてとてもうれしい。時には、シンプルなアイデアが最も効果がある。#LIKEFORLIFEは人々の『いいね!』で命を吹き込まれるが、それはまさしく心臓発作を起こした人の命が、蘇生をしてくれた他人によって再び与えられるのと同じだ」と語る。

 

 

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