「映画がうらやましいと思う広告を作りたい」~TCC賞授賞式で髙崎卓馬氏語る

東京コピーライターズクラブ(TCC)は10月25日、2013年度「TCC賞授賞式」と、同「TCCホール・オブ・フェイム」(コピーの殿堂)顕彰式を東京・千代田区のホテルニューオータニで開いた。

授賞式では、エイベックス・エンタテインメント「dビデオ」のテレビCMから「映画は、本当のことを言う嘘だ。」でTCCグランプリに輝いた髙崎卓馬氏(電通)、最高新人賞を獲得した吉岡丈晴氏(博報堂)、TCC賞9作品12氏、新人賞9氏に、TCC会長の仲畑貴志氏、同副会長の一倉宏氏、審査委員長の佐々木宏氏がトロフィーを授与した。

グランプリ受賞の髙崎氏は、「広告をつくるとき、普通に楽をして作れるものを作らないように心掛けている。今回はロバート・デ・ニーロさんの出演が壁だったが、スタッフのみんなが必死になって口説き、奇跡を起こしてくれた。自分一人では何もできないので、いろんな人の力が集まる、力を出し切りたくなる企画をこれからも立てたい。この仕事で一番うれしかったのは、オンエア直後に尊敬している映画監督からメールを頂き『悔しい。これは映画じゃできない。広告にしかできない』と書いてあったこと。僕がやりたかったことはこれだと気付いた。映画みたいな広告を作るのではなく映画がうらやましいと思う広告を作る、小説のような広告を作るのではなく小説がうらやましいと思う広告を作る、そういった広告の在り方に取り組んでいきたい」と語った。

また、広告コピーのクオリティーと社会的評価を高める上で顕著な功績を挙げた個人を顕彰するホール・オブ・フェイムには、西村佳也氏と故眞木準氏(09年逝去)が選ばれた。

 

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