在京民放5社の共同無料見逃し配信「TVer」が10月スタート
2015/07/17
在京民放5社(日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン)は7月16日、テレビ番組を広告付き無料動画配信するキャッチアップサービス(※1)「TVer(ティーバー)」(※2)を2015年10月に共同で立ち上げると発表した。
情報通信技術の発展、インターネットサービスの多様化、スマートフォン・タブレット端末をはじめ新たなデバイスの普及など、放送を取り巻く環境は大きく変化し、視聴者/ユーザーのメディア接触のあり方も大きく変わってきている。また、違法動画サイトが増加し、テレビ番組を不正に配信する事例も増えている。
このような動きに対応し、昨年秋から在京民放5社は、テレビ番組を簡単・便利に無料で視聴できる公式の配信サービスを検討してきた。TVerでは、普段見ているドラマ・バラエティーなどをパソコン・スマートフォンなどでいつでも、どこでも視聴できる。
【民放公式テレビポータル「TVer」概要】
・サービス名称:TVer(ティーバー)
・サービス開始:2015年10月(予定)
・サービス概要:在京民放5社(および系列放送局)制作コンテンツの広告付き
無料配信、タレント情報などの番組関連情報
・対象デバイス:パソコン、スマートフォン、タブレット(予定)
・配信コンテンツ:各社放送中のドラマやバラエティー
(各社10番組/週程度で調整中)
放送終了後から次回放送まで(基本1週間程度)
・運営会社:株式会社プレゼントキャスト
・利用料:無料
・URL :http://tver.jp/
(※1)キャッチアップサービスとは?
放送番組を見逃してしまったなどリアルタイム視聴できなかったユーザーをターゲットにした、放送後一定期間限定の動画配信サービス(一部のアーカイブコンテンツも含まれる)。
(※2)サービス名称「TVer(ティーバー)」の由来
ユーザーの誰もが、場所や時間の制約から解放され、もっと自由に、もっと自分に合わせてテレビ番組を楽しめるようになる。そんな新しいスタイルでテレビを視聴する人たち(=TVer)が世の中にどんどん増え、テレビをこれまで以上に楽しんでもらいたいという願いを込めてつけた。
TVerロゴ