US発★メディア企業ヴァイス、ベライゾンと動画配信契約

ウェブメディアVICE(ヴァイス)を配信するVice Mediaは7月、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズと複数年の動画配信契約を締結した。アドエージによると、ベライゾンが年内に立ち上げを予定しているインターネットテレビにコンテンツを提供する意向で、食べ物や旅行といった文化的な内容の番組の他、ヴァイスのオリジナルシリーズである著名人のインタービュー番組「Autobiographies」も配信する。主に、携帯端末での視聴を念頭に置いてサービスを展開するという。

ヴァイスはこれに先立ち、今年3月に米ケーブル大手のHBOと2018年までの契約を交わし、A&Eネットワークスとも契約を締結した。音楽配信サービスの英SpotifyやSNSアプリのSnapchatにも記事や動画の提供を計画するなど、事業拡大を進めている。

ヴァイスの共同代表を務めるジェームス・シュワブ氏はベライゾンとの契約について、「プラットフォームの垣根を越えた動画配信サービスを実現する取り組みの一環」と説明。「今回の提携により、数百万人規模とされる携帯端末経由の視聴者にヴァイスの動画を配信できるようになる」と期待を示している。

一方、ベライゾンは、昨年1月に米インテルからインターネットテレビ事業を、今年6月には米インターネットサービスのAOLをそれぞれ買収。さらにAOLが保有していた動画広告配信プラットフォームも取得するなど、動画配信サービスへの参入に向けて準備を進めていた。

ベライゾンのテリー・デンソン副社長(コンテンツ戦略・買収担当)は、「ヴァイスのコンテンツと当社の強力なモバイル動画プラットフォームを組み合わせ、ヴァイスと消費者をつないでいきたい」と話している。

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