US発★子どもは携帯端末で動画視聴

メディアコンサルティング企業の米マイナー・アンド・カンパニー・スタジオが実施した調査によると、携帯端末が普及し、子どもにとって従来のテレビより魅力的な存在になっている、とアドエージが報じている。

同社は、携帯端末を保有していて2~12歳の子を持つ米国の800人の保護者を対象に、子どものメディア消費動向について調査した。その結果、「子どもはテレビよりも携帯端末での動画視聴を好む」という回答が57%と、半数を超えたという。お菓子と動画視聴の二者択一を迫られた場合に子どもはどうすると思うかという質問には、41%の保護者が「動画を選ぶだろう」と答えている。

同調査ではまた、半数以上の家庭で、子どもの行動が不適切だった場合に「罰」としてデバイスを取り上げ、代わりにテレビを視聴させていることも明らかになった。自分専用の携帯端末を所有している子どもは全体の58%だった。

マイナーのロバート・マイナーCEOは、子どもたちが携帯端末での視聴を好む理由として「テレビにない『自主性』を感じているのではないか」と分析している。実際、マイナーがインタビューをまとめたビデオに登場する男の子は、「iPadは自分でコントロールできるから、クール」と話している。

こうした子どもの視聴動向は、テレビ業界に大きな影響を及ぼしているようだ。米ニールセンのデータによると、今年1月以降、ほとんどの子ども向けテレビ局の「C3」(放送日当日と放送後3日間のDVR視聴を合わせたCM視聴率)が低迷。中でも、バイアコム傘下のニコロデオンの下げ幅が大きく、2~11歳の子どもを対象とした視聴率で30%減を記録した。

 

出典 Ad Age
Televisions Are No Longer the Screen of Choice for Kids

http://adage.com/article/media/study-9-10-americans-binge-viewers/299332/

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