広瀬アリスさんが「なんとかしなきゃ!」フィリピンのフェアトレードを報告
2015/08/21
国際協力への関心、理解、参加を促す「なんとかしなきゃ!プロジェクト」実行委員会(国際協力NGOセンター〈JANIC〉、国際協力機構〈JICA〉、国連開発計画〈UNDP〉)は8月19日、東京・港区のラピロス六本木前で女優の広瀬アリスさんによる「フィリピンで見たフェアトレードの現場」視察の街頭報告会を行い、現地でのNGOや青年海外協力隊員との交流を語った。
同プロジェクトは2010年7月に活動を開始して以来、266団体と128人の著名人・有識者がメンバーとなっている。その127・128人目として女優の広瀬アリスさんと広瀬すずさん姉妹が加入した。
報告会では、アリスさんがフェアトレードで生産されている「エシカルファッション」をまとって登場。初めて訪れたフィリピンの人々の様子や、フェアトレードの拡大に取り組むNGOなどの活動を報告した。
また、フェアトレードを推進するエシカル協会代表の末吉里花氏による「エシカル講座」が開かれ、商品の環境への配慮や、安全・安心な素材の選択と製 造プロセス、途上国に対する待遇・対価の差別のない労働など、社会的な課題解決を視野に入れた取り組みである「エシカル」の意義を考えた。
会場にはフェアトレードで生産された手編みのぬいぐるみやブックカバーなど雑貨を販売するブースも出展。製品の裏にあるストーリーに関心を持ち手に取って確かめる通行人も多く見られた。
今回の視察でアリスさんは妹・すずさんへの誕生日プレゼント探しも行った。それを題材にした番組「広瀬アリス×広瀬すず エシカルの贈りもの ~ハピネスをつくるデザイン~」が8月30日午前11時30分からBS日テレで放送される予定だ。