ロボット宇宙飛行士「KIROBO」開発者がトークイベント

国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士・若田光一さんと会話実験を行い、世界で初めて宇宙で会話したロボットとして注目を集めたロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」。2015年2月に地球帰還後、初めての一般向けイベントとして、札幌、盛岡、名古屋、神戸、広島、福岡、東京の全国7都市で特別公開が行われてきた。そのフィナーレを目前に控えた8月23日、東京・江東区の日本未来科学館で開発者によるトークイベントが開催された。

キロボは、「コミュニケーションができるロボットと暮らす未来」を目指し開発された日本製の人型ロボット。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車の4社共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”が開発を行った。日本語や動作を用いたコミュニケーションが可能で、2013年に種子島宇宙センターから打ち上げられたロケットに搭乗しISSに滞在した。

イベント会場にはトヨタ自動車 製品企画室 主査の片岡史憲氏、ロボ・ガレージ代表兼東京大学先端科学技術センター特任准教授の高橋智隆氏、電通ビジネス・クリエーション・センター/電通ロボット推進センター代表の西嶋賴親氏らプロジェクトチームの開発メンバーが、宇宙用ロボットであるキロボ、そして地上用ロボットとして開発されたミラタを連れて登場。

夏休みの子どもたちをはじめ多くの来場者に対し、開発にまつわるエピソードやプロジェクトに対する思いを語り、「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、キロボが二つのギネス世界認定を受けたこと、さらにキロボが2016年度から8冊の教科書でとり上げられることを報告した。

トークの締めくくりに子どもたちへのメッセージをリクエストされたキロボは「ボクの夢は人とロボットが仲良く一緒に暮らすこと」とコメントした。

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