「障がい者アスリート交流キャラバン」 

パラリンピアンと小学生が、水泳リレーで対決

日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は、児童に障がい者スポーツの魅力を体感してもらい、心のバリアフリーを促進させること目的に「ジャパンパラ応援プロジェクト 障がい者アスリート交流キャラバン」を開催している。

同キャラバンは、各種目のジャパンパラ大会の開催に先立ち、大会会場の地元にある小学校を対象に実施している。今回は、9月5~6日に江東区の東京辰巳国際水泳場で「IPC(国際パラリンピック委員会)公認 2015ジャパンパラ水泳競技大会」が行われることから、大会に出場する選手が小学校を訪問し児童と交流した。 

*ジャパンパラ
日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会が主催し、各競技団体と共催する国内最高峰の競技大会。ウィルチェアーラグビーの他、ゴールボールや水泳、陸上競技、クロスカントリー、アルペンスキーの大会が開催される

9月2日、ロンドンパラリンピックで銀・銅メダル、今年7月の「グラスゴー2015世界水泳選手権大会」では金メダルを獲得した木村敬一選手と、グラスゴーで銀メダルの山田拓朗選手の2人のトップアスリートが江東区立豊洲西小学校を訪れた。

2人は約280人の児童を前に、競技を始めたきっかけや、水泳・パラリンピックへの思いなどを話した。両選手がメダルを獲得したレース映像が流れると、児童たちから歓声が上がった。木村選手(全盲)は「これまで、たくさんの人が支えてくれた。皆さんも、2020年東京大会では、ボランティアなどで関わりをもってください」、山田選手(左前腕亡失)は「僕は、縄跳びも逆上がりもできる。何事もやってみなければ分からないから、積極的に挑戦して」と語りかけた。児童は、2人に泳ぎのコツを質問したり、メダルに触らせてもらったり交流を深めた。

同校の屋内プールでは、選手と5、6年生が参加して実技体験プログラムが行われた。選手が障がいを克服した模範泳法を見せると、そのスムーズさに驚きの声が上がった。

児童は、視力を奪うゴーグルをかけて泳ぐブラインド体験や、視力障がいの選手に合図するタッピングにもトライ。最後は、児童と選手によるリレー対決で楽しんだ。

両選手は「ぜひ、週末に行われるジャパンパラ大会を観戦して応援してください」とあいさつした。

同様のキャラバンは8月25日、同区立辰巳小学校でも開催された。

ジャパンパラ大会公式ホームページ:http://japanpara.com/

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