電通、アクティベーション領域に強みを持つインドのマーケティング会社
「ファウンテンヘッド社」の株式90%取得で合意

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は10月19日、マーケティング会社「Fountainhead Entertainment Pvt. Ltd」(ファウンテンヘッド社)の株式90%の取得と、今後段階的にシェアを拡大し完全子会社化するオプションを電通グループが有することにつき、ファウンテンヘッド社株主と合意したと発表した。

同社は、インドにおいて顧客企業の関心が高まり市場が活性化しているアクティベーション領域に強みを持つ。

アクティベーションとは、商品やサービスを実際に体験できるマーケティングイベントを通して消費者のエンゲージメント(ブランドに対する消費者の関与)を高め、短期的には購入促進、中長期的にはブランドに対する好意度・信頼感を高めるマーケティング手法である。

1994年に設立されたファウンテンヘッド社は、設立当初からこの領域のビジネスを推進し、現在では音楽やスポーツ分野のイベントにも活動領域を広げている。また、SNSをはじめとするデジタル媒体を活用したマーケティングサービスも提供している。

買収後は、電通グループの専門領域ブランドの一つで、ファウンテンヘッド社と同様に、アクティベーション領域に強みを持つpsLIVE(ピーエスライブ)との連携を深め、2016年をめどに両社を合併させる予定。これにより電通グループはアクティベーション領域でインド最大のマーケティング会社を傘下に持つことになる。

電通グループのインドでの事業展開およびファウンテンヘッド社の概要は以下のとおり。

■電通グループのインドでの事業展開
総合広告会社のDentsu Communications、Dentsu Creative Impact、Dentsu Marcom、クリエーティブエージェンシーのTaproot Dentsu、メディア・コミュニケーション・エージェンシーのCarat、Dentsu Media、Vizeum、デジタルエージェンシーのDentsu Webchutney、iProspect、Isobar、WATConsult、OOHエージェンシーのMilestone Brandcom、Posterscope、アクティベーション領域専門のマーケティング会社のpsLIVE、運用型広告における先端的なトレーディングデスク・サービスを提供するAmnetで事業を展開している。

【ファウンテンヘッド社の概要】
社名:Fountainhead Entertainment Pvt. Ltd
本社所在地:インド・ムンバイ市
デリーとバンガロールにも拠点を置く
設立:1994年(1995年2月に営業開始)
株主構成:株式取得後
電通イージス・ネットワーク 90%
ファウンテンヘッド社経営幹部 10%
収益:3億4,000万インドルピー(約6.3億円)(2015年3月期)
代表者:Brian Tellis (Chairman)
Neale Murray (Managing Director)
従業員数:205人
事業内容:アクティベーション領域のマーケティングイベントやプロモーション、デジタルマーケティングなどのサービスを提供

電通ニュースリリース http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/1019-008415.html

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