コピーライターたちが、富士山のために36本のコピーを寄付

富士山世界遺産国民会議は10月23日、電通の中村禎氏ら50人のコピーライターが制作した「富嶽三十六コピー」を、山梨県富士吉田市で行われた第7回「富士山世界文化遺産協議会」で、山梨・静岡両県知事に贈呈した。

電通・中村禎氏、川勝平太静岡県知事、後藤斎山梨県知事、武田一雄富士山会議事務局長
(左から)電通・中村禎氏、川勝平太静岡県知事、後藤斎山梨県知事、武田一雄富士山会議事務局長
 

「いつまでも富士山を世界遺産に」するために、富士山世界遺産国民会議が進める保全活動「富嶽三十六プロジェクト」の一環として、今年の夏、中村氏を中心に全国のコピーライターたちが「コピーを寄付」という形で富士山保全のために協力しようと立ち上がった。

多くの人々が富士山のことを考え、寄付するきっかけになるようにと願って書かれたコピーの総数は1719本。その中から、累計数十時間の中村氏によるディレクションを経て、秀作36本が選ばれた。こうして生まれた「富嶽三十六コピー」は、葛飾北斎が三十六通りの富士山を描いたように、全国のコピーライターが36の表現をしたものとなった。

同日は、中村氏が両県知事に富嶽三十六コピーを手渡した。コピーの寄付という珍しい試みに川勝静岡県知事は「いろんな人に支えられて、ここまで来た。しかしまだ、富士山を世界遺産として守るための課題は多い。富士山を通して、日本が試されている」とコピーの1つを引用して語った。

今後、保全金募金箱や自治体が制作するポスター、知事の演説などへの富嶽三十六コピーの活用が期待される。

「富嶽三十六コピー」や「富嶽三十六プロジェクト」の詳しい内容はこちら(公式ウェブサイト)。

36のコピーは冊子にまとめ、桐箱に入れ富嶽三十六景の風呂敷に包んで贈呈
36のコピーは冊子にまとめ、桐箱に入れ富嶽三十六景の風呂敷に包んで贈呈
冊子の扉には同プロジェクトへの思いをつづった
冊子の扉には同プロジェクトへの思いをつづった
1本目のコピー
1本目のコピー
36本目のコピー
36本目のコピー

 

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