電通と日本オラクル、顧客企業のデジタル・トランスフォーメーション推進で協業
- 基幹システム内のデータをマーケティングに統合活用、事業プロセスを革新 -

電通と日本オラクルは11月11日、企業の基幹システムに蓄積された顧客情報などのデータをマーケティング分野への統合活用につなげる 「デジタル・トランスフォーメーション支援プログラム」を構築し、提供を開始したと発表した。システム、業務、組織などを横断しマーケティング領域全般をデジタル化することで、企業の事業や業務プロセスの革新をサポートする。

また、プログラムの実施に先立ち、自社のマーケティング業務のデジタル化環境を客観的に診断する「デジタル・トランスフォーメーション度数診断ツール」の提供も行う。

企業の基幹システムがデジタル化した現在、その内部に蓄積された顧客情報などのデータをマーケティングに高度活用する動きが強まっている。特に、企業・ブランドがどのような接点で関係性を築いていくかという「顧客体験価値」の構築が注目される中、マス、ウェブ、実店舗で各施策を統合し、個々の消費者単位でコミュニケーションを図る必要性が増している。

しかし現状では、基幹システムからのデータ取り出しのスピードや、リアルタイム・データ加工の自動化など運用課題が多く、仕組みの高度化・高速化が必要とされている。今、多くの企業で求められるのは、デジタル化された基幹システムのメリットをフル活用するためのマーケティング領域全般の「デジタル・トランスフォーメーション」である。

国内外において企業の大規模かつ重要なデータを管理する基幹システム分野で豊富な実績を持つ日本オラクル、マーケティング知見を持つ電通、および電通イーマーケティングワン(デジタルマーケテイングを手掛ける電通の関連会社)が協業することで、最先端技術とマーケティングデザインの両面からのアプローチを一体化した。

今回構築したプログラムは、最適な顧客体験を実現するためのシナリオを基に、チャネル(メディア、店舗、営業担当者などの顧客接点)、システム、データ、業務の各レベルでプロセスを整理し直し、全ての要素を効果的にデジタル化して連携する設計を支援する。オラクルのクラウド型マーケティング・営業支援業務アプリケーションである「Oracle Marketing Cloud」や「Oracle Sales Cloud」などを活用して顧客データを一元管理し、マーケティング部門に対しては見込み客ごとに最適なメッセージを最適なタイミングで発信する仕組みを、営業部門に対しては確度の高い見込み客の共有と効率的な営業活動を支援する仕組みを提供する。また、施策の投資対効果を明確にすることで、企業の判断をサポートする。

■「デジタル・トランスフォーメーション支援プログラム」のイメージ図

■「デジタル・トランスフォーメーション度数診断ツール」のイメージ図

電通ニュースリリース http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/1111-008452.html

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