今年の民放大会は10年ぶりの大阪開催
演出も大阪流!

開幕は文楽と和太鼓の演出

日本民間放送連盟(民放連)は11月10日、第63回「民間放送全国大会」を大阪市北区の大阪国際会議場で開いた。
大会式典、記念講演、テレビ・ラジオに関する二つのシンポジウムの他、企画展示などが行われ、民間放送経営者はじめ来賓、招待者ら約1000人が参加した。

大会式典では、井上弘会長(TBSテレビ会長)があいさつに立った。冒頭で、相次いだ自然災害の被災者にお見舞い述べ、民間放送としての情報提供の重要性を語った。
続いて、昨今のメディア事情の課題として次の6項目を挙げた。
① タイムシフト視聴
② ネット配信事業
③ 4K・8K放送
④ 違法動画
⑤ NHKとの関係
⑥ ラジオを取り巻く経営環境

さらに、政治とメディアの関係に言及し、「放送を取り巻く環境は厳しさを増している。テレビ・ラジオは、依然として最も強力なメディアだが、真摯に現状に対応した経営をしていかないと、気付いた時には遅い」と締めくくった。


安倍晋三首相からのビデオレター、高市早苗総務相のメッセージを松下新平総務副大臣が代読、NHKの籾井勝人会長が祝辞を述べた。

望月規夫民放大会委員長(讀賣テレビ放送社長)が登壇し、「民間放送ラジオ・テレビは、これまで最も身近で信頼されるメディアとして視聴者・聴取者の多様なニーズに応え、必要不可欠な情報を届けてきた。新しい技術や情報サービスが次々と登場する社会にあっても、民間放送の役割と責任は今後も変わらない。われわれは言論・表現の自由を堅持し、安全で安心できる暮らしの実現のため一層の努力を重ねることを誓う」との大会宣言を読み上げ、採択された。

安倍首相からビデオレター
望月大会委員長による大会宣言

日本民間放送連盟賞の表彰式に続いて、第11回「日本放送文化大賞」が発表された。テレビ部門のグランプリに山口放送、準グランプリに毎日放送、ラジオ部門のグランプリにCROSS FM、準グランプリに朝日放送がそれぞれ制作した番組が選ばれた。

プレゼンターを務めた各局女性アナウンサーは和服で登場


最後に、カルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長が「Innovation~企画会社CCCが目指す生活提案の未来」をテーマに記念講演を行った。


式典に先立つ午前のシンポジウムは、「ローカルコンテンツとテレビのこれから」と「飛び出せラジオ!~イベントで広がるラジオの未来」がそれぞれ行われた。

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