Experience Driven Showcase #39

10月31日ミラノ万博閉幕、日本館がパビリオンプライズで「金賞」を受賞!

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    鷲田 健二
    株式会社電通 イベント&スペース・デザイン局 チーフ・プランナー

ミラノ万博は、2015年5月1日から10月31日までの184日間、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマにイタリア・ミラノで開催され、約140の国・地域・国際機関が参加しました。
閉会日の10月31日、日本館もスタッフ全員により最後のお客さまをお送りし、184日間にわたる運営に幕を閉じました。今回は、ミラノ万博の閉会、そして日本館がパビリオンプライズで「金賞」を受賞したことについてお伝えします。

編集構成:金原亜紀 電通イベント&スペース・デザイン局

 

総来場者の1割が日本館へ

会期中に日本館への総来館者数は228万人に達しました。ミラノ万博全体の総来場者数は2150万人なので、実に10人に1人の方が日本館へ来館された計算となります。
日本館は、8月12日に100万人、9月17日に150万人、10月19日に200万人の来館者を迎え、会期終盤、日本館は連日長蛇の待機列で埋め尽くされました。

日本館開館式の様子 
日本館の待ち列
来館100万人達成イベントの様子
来館200万人達成イベントの様子

日本館がパビリオンプライズで「金賞」を受賞!

万博会場内でも有数の人気パビリオンとなった日本館は、専門家により自然と技術の「調和」が評価され、博覧会国際事務局(BIE)が主催する報奨制度であるパビリオンプライズで、2000平方メートル超の自己建築型パビリオンの展示デザイン部門で金賞を受賞しました。授賞式は10月30日に行われました。

BIEパビリオンプライズ授賞式
金賞トロフィー

日本館の「金賞」受賞は、登録博覧会(5年ごとに行われる大規模万博)における、初の快挙となりました。この他にもEXHIBITOR Magazine社(米国)によるパビリオンアワードでSceneⅠ「Harmony」がBest Presentation賞を受賞、Classeditori社(イタリア)によるExpo Pavilion Heritage Awards でも受賞するなど、各所で高い評価を受けました。
またイタリアの全国紙「コリエーレ・デラ・セラ」では、最も人気のあるパビリオンとして日本館が紹介されました。

 

オールジャパンが集った閉会式。全ての関係者に感謝!

閉館式では、今回電通が担当した総合プロデュース業務、展示設計・施工監理業務のチーフ・ディレクター矢野高行氏の他、建築業務の竹中ヨーロッパ・アンナ マリア マローニ氏、運営業務のアサツーディ・ケイ・藤川佳秀氏、広報業務の博報堂・金田秀一氏、催事業務の博報堂・石井隆平氏、展示業務の展示コンソーシアム・小川泰央氏、レストラン業務の日本フードサービス協会・福田久雄氏から事業報告が行われ、オールジャパンでの日本館が閉館しました。

また、加藤辰也日本政府代表から、無事閉館に至った喜びと多くの関係者に向けた謝意が述べられ、展示プロデューサー内藤純氏からは、パビリオンプライズでの金賞受賞の喜びを語っていただきました。

スタッフ全員による最後のお客さまの送り出し
日本館の閉館を宣言
閉館式での事業報告
スタッフ全員での日本館閉館式 

また、2017年にアスタナ国際博覧会(カザフスタン・テーマ「未来のエネルギー」)、2020年にドバイ国際博覧会(アラブ首長国連邦・テーマ「心を繋いで、未来を創る」)、の開催が決定しております。

これまでの開発型・国威発揚型の技術・サービスの見本市的な役割から「人類共通の地球的課題に対するソリューションの場」として、博覧会は21世紀型に変化してきました。
今後も電通は、博覧会以外にも、祝祭感あふれる国際的なビッグイベントの場において、日本のさらなるバリューの向上、いわゆる「ジャパンプレゼンテーション」に貢献していきます。

プロフィール

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    鷲田 健二
    株式会社電通 イベント&スペース・デザイン局 チーフ・プランナー

    主に海外での企業のコミュニケーション・スペース開発と、イベント・プロデュース業務を手掛ける。

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