シンガポール発★シンガポール航空 エアバスA380を超精細ペーパークラフトで再現
2015/12/24
シンガポール航空が、同社のフラッグシップモデルであるエアバスA380 を実物の50分の1の大きさのペーパークラフトで再現した。
1000時間以上もの時間をかけて極めて細かい手作業から生まれた機体に加え、エコノミーからスイートの5クラスのシートのミニチュアの制作過程を記録した動画は、12月2日に公開されてからわずか2時間で、フェイスブックで16万1000ものファンと1300シェアを獲得。YouTubeとフェイスブックでのPVは現在約3000万に達し、ニュースメディアでの紹介も相次いでいる。
作品を手掛けたのは、シンガポールのデジタルエージェンシー、電通メビウス。アーティストのLuca Iaconi-Stewart氏を起用し、黄味がかったマニラフォルダー100枚から約3000のパーツを切り出しのりを使って組み上げた。パーツの中で最も小さなものは2.5ミリ×1.0ミリで、ビジネスクラスのシートのリクライニング部分のジョイントに使われている。また、5つのクラスのシートの中で最も構造的に複雑だったのは、ファーストクラスのさらに上位であるスイートクラスの座席で、制作に400ものパーツを要した。 動画は、「IT'S THE SMALL DETAILS THAT MAKE GIANTS IN THE SKY」(細部へのこだわりが、空の上の巨人をつくり出す)との言葉で締めくくられる。