電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、家庭で分子レベルの
バイオデータを分析するヘルスケア・ソリューション開発の米国「キュー社」に出資

電通が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(電通ベンチャーズ)は12月25日、家庭で分子レベルのバイオデータの分析を可能にするヘルスケア・ソリューション「Cue」(キュー)を開発する米国の「Cue Inc.」(キュー社)に出資した。

電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した電通グループのオープンイノベーションを実現するために、本年4月に設立したファンド。資金提供のみならず、電通グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援していく。その第5号案件がキュー社になった。

キュー社は、家庭で分子レベルのヘルスケアデータの分析を簡易に行える箱型のハードウェアと診断カートリッジ、データの分析結果を管理できるスマートフォン向けのアプリケーションを開発している。唾液や血液、粘膜などの少量のサンプルを採取し、検査内容によって色分けされたカートリッジを箱型のハードウェアに差し込むことで、ビタミンD、テストステロン、炎症、インフルエンザ、妊娠適性などの分析を手軽に行うことができる。今後、各国当局の承認を受け、欧州や香港では2016年半ば、米国では2016年中、日本では2017年の発売を目指す。また将来的には、20種類程度の検査項目に対応する予定。

電通ベンチャーズは健康への関心が高まる中、ユーザー自身が分子レベルの生体情報を手軽に分析でき、健康増進に活用することができるキュー社の技術の重要性が今後ますます高まっていくと考えている。

今後、電通グループは、キュー社が提供するヘルスケア・ソリューション「Cue」の普及と同社による新しいビジネスの開発を支援していく。

「Cue」の製品ならびにキュー社と電通ベンチャーズの概要は以下のとおり。

<キュー社の概要>

社名 :  Cue Inc

本社所在地 : 米国カリフォルニア州サンディエゴ市 

代表者 : Ayub Khattak(CEO)

従業員数 : 30人

事業内容 : 家庭での分子レベルのヘルスケアデータの分析を可能にするソリューションを提供

URL : http://cue.me/

<電通ベンチャーズの概要>

名称 : 電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)

ファンド総額 : 50億円 

ファンド組成時期 : 2015年4月

運用期間 : 2022年3月までの7年間を予定

投資地域 : 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資

投資ステージ :  シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅          広いバランス投資

投資領域 : (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域

       (2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域 

URL :  http://dentsu-v.com/  

電通ニュースリリースhttp://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/1225-008611.html   

 

 

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