ベトナム発★海外旅行ブーム到来、人気トップは日本

中間層の拡大が続くベトナムで、海外旅行への関心が高まっている。ツアー料金の値下がりもあり、とりわけホーチミン市の女性の間では日本が「行ってみたい国」の1位だという。

日本政府観光局(JNTO)によると、今年の1~10月に日本を訪れたベトナム人旅行客は前年同期比51.5%増の約16万人と、すでに2014年の通年実績(12万4000人)を上回った。

理由の一つに、現地の旅行会社関係者はツアー料金の割安感を挙げる。「13年は4000万ドン(約21万円)だったが、現在は2000万~3000万ドンと急速に安くなった」という。14年にビザ手続きが簡素化されたことも、日本行きを後押ししている。

インテージ(東京)の定期調査によると、ホーチミン市の20~59歳の女性の回答者のうち、過去半年間に海外旅行をした割合は12年の3.3%から、14年は5.2%で、今回は8.4%と年々拡大。「行ってみたい国」の14年と15年の平均値では、46.1%が日本と答え、シンガポール(45.6%)や米国(37.1%)、タイ(36.6%)、韓国(35.5%)を上回った。

現在のところ、日本への旅行者は富裕層が中心であり、ベトナム人旅行者の特徴の一つに「買い物への支出が多い」ことがある。友人や親戚にお土産を買う習慣が根強いという。

JNTOのデータによると、日本を訪れたベトナム人1人当たりの旅行支出は23万7688円と、中国(23万1753円)やオーストラリア(22万7823円)などからの旅行者を抑えて1位となっている。

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