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GIRL meets GIRLプロジェクト 広告を超えて女の子のためにできることNo.1

販売個数、7万個突破。

チャリティーピンキーリング、

ヒットの理由とは

2013/11/28

チャリティピンキーリング

みなさんチャリティーピンキーリングを知ってますか?

チャリティーピンキーリングとは、多くの女の子に途上国の女の子の現状を知ってもらうためにつくられたピンキーリングで、350円のリングをひとつ買うたびに、そのうち100円が世界の女の子に寄付できます。
ひとつの色は自分のため、もうひとつの色は世界の女の子のためというデザインのリングには「世界のすべての女の子が、しあわせになれますように」という願いが込められています。
このリング、発売から約2年で、累計7万個以上の売り上げを記録更新。
ちまたの素敵な女の子たちはもうみんな結構知っている!はず!のヒット商品です。

このチャリティーピンキーリングはどうやって生まれたか?
実は初期予算数十万円、自主企画をゼロから強行してはじまったプロジェクトです。

「世界の女の子の力になりたい!ソーシャルなことがしたい!」
そんな優しい気持ちからこのプロジェクトは生まれたと思うかもしれませんが、実はまったく逆のものでした。
むしろ、かつての私はソーシャル?チャリティー?あぁなんか苦手な分野だなという意識の20代女子でした。
女の子は忙しい。恋に、おしゃれに、夢に、つまり自分のことでイッパイイッパイ。半径5メートルの幸せを考えるので精一杯。世界のどこかで悲しいことが起きているのは、よく耳にしてきたけれどあまりに遠い出来事で、関心を持てない。きっと多くの女の子がそうだと思いました。
だけどその大多数の女の子を振り向かせることができたらすごいパワーになるんじゃないか!
じゃあ、多くの女の子を振り向かせるために狙うべきコアターゲットは?
クラスの真面目な学級委員じゃなくて、クラスでいちばんオシャレでミーハーな女の子、つまりギャル!
ギャルにこそ響くチャリティーってどんなだろう?

ギャル×チャリティー!
この正反対な掛け合わせ、なんだかすごいパワーがうまれそう。
そんな直感のもとで動き出したプロジェクトなのです。

プロジェクトのなかで最も大切にしたこと。
とにかく、カワイイ!
とにかく、安い!
安い×カワイイ、この二つが掛け合わさって、ブームにならないわけがない。
このルールのもとに私たちはリング作りに奔走しました。
立ち上げから今にいたるまで、何度チーム内で「ヤバイカワイイヤバイカワイイ」の会話が交わされたことでしょうか。おじさんたちからみると語彙の少ないカルい女子にみえるかもしれませんが、この「ヤバイカワイイ!」の繰り返しこそがプロジェクトの肝なのです。

こんなアイディアのもとに走り出したのはギャルラボのメンバー3人。
アートディレクターのわたくし間野麗と、コピーライターの外崎郁美、小川愛世。当時20代の普通の女子3人です。
そして支援先でもあり、このプロジェクトに全面協力してくださったのが国際協力NGOジョイセフのみなさまです。
この、電通ギャルラボ×ジョイセフではじまった「ガールミーツガールプロジェクト」の活動の紹介を連続3回のコラムで紹介させていただきます。
チャリティーピンキーリングを幕開けに、タンザニアに渡航し、世界の女の子に出会い、日本の女の子について考え、ついには書籍「世界女の子白書」の発刊にいたるまで。
ここでは書ききれないアツイ思いは、次回に続きます!

GIRL meets GIRL プロジェクト:
http://gmgpj.com/index.html
 
チャリティーピンキーリング:
http://gmgpj.com/action/index.html

 

Girl meets Girl