2016年デジタルの10大潮流 #04

拡張するメッセージアプリ

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    Carat’s TOP 10 TRENDS

前回に引き続き、電通イージス・ネットワークCaratの「TOP 10 TRENDS」から2016年の大潮流を紹介します。

top trend

今や大勢の人がメッセージアプリを積極的に利用している。もはや、友人とメッセージをやりとりするにとどまらず、別のアプリやサービスを連携させ、画像や動画、音楽などをシェアしている。

WeChatは、アプリの連動においてはパイオニアだ。WeChatに組み込まれた配車アプリDidi Kuaidi(嘀嘀快的)でタクシーを呼び、Alipayでその支払いができる。中国のいくつかの地域ではそのコミュニケーション機能はさらに多角化し、病院の予約から警察への通報、飛行機の予約まで可能だ。

Facebookは2015年3月、MessengerにGiphy、Memes、Doodle Drawなどのアプリやゲームを融合させた。アプリ側にとってはMessenger内に装備されることは、何百万人ものユーザーにリーチできるチャンスとなる。Facebookはさらに、Messengerのパーソナルアシスタント機能であるMに、Amazonに払い戻しを要求するなどの具体的なタスクをさせる機能の検証を進めている。Messengerは、安全面での信頼性が高いことから、企業同士のコミュニケーションにも使われることも多い。


新興のメッセージアプリに対応して、広告主はそのコンテンツ開発を異なるOSに合わせて行うだけでなく、アプリのエコシステム上で機能するかどうかも考えなければならない。

次々に生まれる新しいプラットフォームは、企業のカスタマーサポートに生かせる可能性も大きい。

プロフィール

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    Carat’s TOP 10 TRENDS

    電通イージス・ネットワーク傘下のCarat(カラ)が毎年恒例で発表する「TOP 10 TRENDS」。世界最大級のメディアエージェンシーの立場から、台頭するテクノロジーや現象を、広告主にとって重大な影響をもたらす局面にあるかどうかの視点で検証する。Caratは、独立系調査機関RECMAのリポート「Network Diagnostics」最新版で、グローバルメディアネットワークの1位に選ばれている。オリジナルリポートはhttp://www.slideshare.net/NextGenerationMedia/carats-10-trends-for-2016

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