2016年 世界を面白くするイノベーション #03

VRはゲームの未来

  • Logolgog
    Vizeum Innovation Team
    ビジウム イノベーションチーム

引き続き、Vizeumイノベーションチームが注目する、世界のビジネスやコミュニケーションシーンを動かす10のイノベーションをご紹介します。

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スマホの浸透に伴いモバイルゲームが急成長しているが、より壮大なゲームの世界が姿を現しつつある。そのきっかけは、進化を遂げたVR(仮想現実)技術の到来だ。

2016年は、マイクロソフト「HoloLens」やサムスンGalaxyのヘッドマウントディスプレー「Gear VR」、オキュラスリフトなど話題の新商品が、ユーザーをゲーミングにどっぷりと没入させていくだろう。また、単体のプラットフォームで遊ばれていたゲームは、複数のスクリーンで連動し始めている。

ゲームとエンターテインメントの境界はますますあいまいになるだろう。15年には、アマゾンがゲーム実況サイトTwitchを買収、YouTubeはゲーム配信専門のYouTubeゲーミングを立ち上げた。アップルはアップルTVのゲームカテゴリーを集中的に強化している。広告コミュニケーションの領域でも、ゲーミングを取り入れる企業が出てきている。

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スウェーデンの下着ブランドBjorn Borgは、15年の春夏コレクションのキャンペーンで従来型の広告の代わりにシューティングゲーム「First Person Lover」を展開した。プレーヤーは武器の代わりに「愛の力」で敵の服を脱がせ、同ブランドの服を着せていく。
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ナイキは15年11月のジョーダンブランドの新製品発売に合わせて、バスケットボールの人気選手クリス・ポールを起用した8ビットゲーム「Striking Control」を公開。ゲームで点数を入れると新製品のサイトにアクセスできる。音楽はドレイクとBoi-1daが手掛けた
2016年はどうなる

前述の通り、今年はユーザーに新たなゲーム体験を提供するVR領域の新商品がめじろ押しだ。「フェムト秒(千兆分の1秒)レーザー」でホログラフィーを空中に投影し、実際に指で触れて操作できる可能性も示されている。アマゾンもスクリーンを不要とするVR技術の特許を取得した。ゲームの世界はヘッドセットから解き放たれていくかもしれない。

プロフィール

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    Vizeumは英国に本拠地を置き世界51カ国に展開するメディアエージェンシー。英ロンドン、米ロサンゼルスおよびニューヨーク、仏パリ、シンガポール、東京、独ウィースバーデンの7ケ所にハブとなる拠点を持ち、グローバルクライアントに対応する。デジタルメディアに特化した高度なメディアプランニングやコミュニケーションプランニングを強みとし、さまざまなイノベーティブな事業を展開。本連載は「イノベーションチーム」が手掛けたトレンドリポート「BeOnTrend」がベース。同チームは、先進的技術を持つスタートアップ企業との協働で、クライアントビジネスのソリューションを生み出す「Spark@Vizeum」プロジェクトのメンバーで構成される。

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