電通、サイカと資本業務提携

電通と電通の100%子会社である電通デジタル・ホールディングス(DDH)は3月23日、サイカに出資※し、デジタルマーケティング領域における統合分析(アトリビューション)ソリューションの開発・推進で業務提携することで合意したと発表した。サイカは、統計的手法を用いたクラウド型のデータ分析ソリューションの企画・開発・提供で急成長を遂げているベンチャー企業。今回の業務提携において、電通の広告コミュニケーション領域における知見・ノウハウと、サイカが本年5月に発売を予定している、マーケティングの全体最適に特化した新しいツール「XICA magellan」(マゼラン) を組み合わせることで、多様なコミュニケーション活動を体系的に分析し、全体としての効果をさらに高める企画力と実施力の向上を目指す。

具体的には、テレビCMやインターネット広告の出稿量や関連するオンライン情報、およびパソコンやモバイルなどのデバイスを横断するデータを利用し、クロスメディア展開によるプロモーション活動がどのように影響し合い、売り上げやコンバージョン(成果の達成)などにどう影響を与えているかなど統計学的な分析を行っていく。

これにより、直接的に影響を与える施策のみならず、間接的に寄与する施策の効果の可視化や、従来は定量的な効果が見えづらかったテレビCMの統計的な効果測定、またコミュニケーションプランの策定時に効果を最大化するための予算シミュレーションなどを実現する。

今回の出資目的は、サイカとの協力関係をより強固なものとすることで、電通グループのデジタルマーケティング領域におけるソリューションの取り組みを強化、加速することにある。同時に、同社グループは、資金サポートおよび事業シナジーを通じて、サイカのさらなる成長を支援していく。

サイカの概要は次のとおり。

<サイカの会社概要>

会 社 名  : 株式会社サイカ

代 表 者  : 平尾 喜昭(代表取締役)

設立年月日 : 2012年2月20日

資 本 金   : 185154700円

所 在 地   : 東京都千代田区神田神保町二丁目22番地 神保町カンナビル3F

従 業 員 数: 18人

事 業 内 容: データ分析ツールの開発・販売

投資の概要 : 電通デジタル・ファンドによるサイカ実施の第三者割当増資の引き受け

※DDHが運営する電通デジタル投資事業有限責任組合(通称:電通デジタル・ファンド)を通して出資。電通デジタル・ファンドは、2010年10月に組成したもので、その目的は電通グループのデジタル事業の成長加速と、日本のみならず米国、中国などのデジタル・コミュニケーション市場の健全な発展に貢献することにある。重点投資領域は、デジタル・マーケティング・プラットフォームおよびデジタル・メディア 、デジタル・テクノロジー、ソーシャル・マーケティング、デジタル・デバイス開発、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデル展開など。

電通ニュースリリースhttp://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0323-008717.html

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