インサイトメモ #16

デジタルシニアのネットショッピング利用

  • メディアイノベーション・ラボ
    株式会社電通

〈 掲載日:2012.03.12 〉

DENTSUデジタルシニア・ラボでは、各種の調査を継続的に実施しています。

以前のインサイトメモ(vol.8vol.12)に引き続き、今回はデジタルシニアのネットショッピング利用動向についてご紹介します。

① デジタル層の約6割はネットショッピングを利用

デジタル層(60代から70代前半のインターネットを利用するシニア層)に対して、「パソコンのインターネットで行うこと」を質問したところ、

【1位】 「ネットショッピングで商品・サービスを購入する」(59.7%)
【2位】 「他の人(個人)のブログ、ホームページを見る」(51.7%)
【3位】 「チケットを予約する」(48.3%)

という回答で、既に約6割がネットショピングを利用しているという結果になりました。

デジタルシニアは、体力や時間のセーブにもつながる「ネットショッピング」を、普通にこなしていることが分かります(グラフ1参照)。

ちなみに、デジタルシニアがネットでどのような物品を購入しているかについては、過去のインタビュー調査で「地方の特産品(カニ、お茶、銘菓等)」「昔読んだ本」「孫へのプレゼント(オモチャ、洋服等)」「化粧品」「サプリメント」などのアイテムが多くあげられています。

【 グラフ 1 】

② デジタル層はネットショッピングで「価格コンシャス」

次に、同じデジタル層に対して、「パソコンや携帯電話でネットショッピングをするとしたら、どんな点を重要視するか」という質問(選択肢の中から重要度が高いと思う項目を3つまで選ぶ形式)をしたところ

【1位】 「店頭で買うより同じ商品が安く買えること」(55.7%)
【2位】 「商品情報の信頼性」(46.0%)
【3位】 「ネット上でお金を決済することに対する信頼性」(42.3%)
【4位】 「商品を提供する企業の信頼性」(37.7%)

となりました(グラフ2参照)。

一般的には、経済的余裕があるなどとも言われるシニア層ですが、実は非常に"価格コンシャス"な一面も持っており、商品の低コスト入手をネットショッピングに期待していることが分かりました。
また、2~4位に関しては、商品情報や決済、企業の"信頼性"が重要視されていることが分かり、商品や関わる企業が信頼されているということが前提として重要であると思われます。

以上のように、シニア層もネットで積極的な消費活動を行う時代に入っていることが分かります。

【 グラフ 2 】

プロフィール

  • メディアイノベーション・ラボ
    株式会社電通

    電通総研メディアイノベーション研究部では、メディアや情報通信環境の変化を着実に捉え、進化し続けるオーディエンス(視聴者)の動向を探っていきます。
    世の中のキザシをいち早く発見し、オーディエンスとの「最適なコミュニケーション」を提案しています。

バックナンバー

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ